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10月3日,古川農試,畜産試験場,内水面水産試験場,農業大学校が共催する「古川農試参観デー」を古川農業試験場において開催しました。4公所の取り組みを広く県民に知ってもらうため,試験研究内容の展示と施設を一般公開するとともに,農業生産と食料についての理解を深めてもらうため,農産物生産にかかわる体験や試食・直売等を行ないました。雨が心配される空模様の中,昨年より100人以上多い約500名の県民が訪れ盛況でした。
試験研究の紹介では,古試からは,水稲新品種「東北189号」「東北194号」「東北198号」や広畝成形同時播種による水稲乾田直播栽培技術,作物生育情報測定装置による水稲生育診断,ダイズ病害虫防除体系などの新技術をパネル展示した。畜試からは,種雄牛「茂洋」と種牛造成のしくみ,内水面水産試からは,メダカの生態と保全方法などが紹介され,「とても楽しく勉強できた」「色々な研究におどろいた」などの感想があった。また,「東北189号」を使った米粉パンの試食や米粉パンづくり・バターづくり・稲刈りの体験は,「親子で楽しめて良かった」などの声が聞かれ,好評でした。
販売コーナーでは,地元産の野菜や米粉パン,県内産大豆の納豆,農業大学校生が生産した新米・野菜が直売され,いずれも盛況でした。また,訪れた親子の多くは,むすび丸とのじゃんけんや大きなラップサイレージへのお絵かき,ザリガニ釣り,スタンプラリーなどで楽しいひとときを過ごしていました。
(平成22年10月20日掲載)
【試験研究のパネル展示】
【「東北189号を使った米粉パンの試食】
【稲刈り体験】
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