ここから本文です。
平成21年10月に新たに水稲品種「東北189号(PDF:151KB)」が県奨励品種に採用されたことに伴い,当所岩沼ほ場で原種の生産を開始しました。
育種者である古川農業試験場より系統種子を譲り受け,4月20日に播種(写真1),5月20日に中苗で移植作業(写真2)を行いました。移植方法は生育途中で品種特性を1株毎に確認するために苗1本ずつ手植えで行いました(系統種子から原原種子を生産し,原原種から原種を生産する)。
この「東北189号」は,米飯だけでなく米粉(パン,和洋菓子,めん),さらには酒・麹など様々な用途に向き,しかも倒伏に強く多収であることから,全国第2位の作付面積を誇る本県大豆生産の跡作において積極的な導入が計画されています。
平成22年度は本所で原種を生産し,平成23年度は県内各地にある一般採種ほで増殖し,一般農家での本格的な作付けは平成24年度になる予定です。
(原種苗チーム)
(平成22年6月3日掲載)
【写真1 「東北189号」の播種風景(H22年4月20日)】
【写真2 「東北189号」の移植風景(H22年5月20日)】
詳しくは,PRパンフレットへ(PDF:284KB)へ
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す