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原油の高騰や地球温暖化への対策として,当所では施設園芸の省エネ技術開発に力を注いでいます。
その中で花き関係では,現在,「副生グリセリンを活用する暖房機を組み合わせた秋冬期の寒冷地省エネ花き生産技術」において,キク類のEOD(日没後短時間昇温)処理による生長反応の試験を行っています。
本年度は,輪ギク,スプレーギク,小ギクを用いて,慣行の生殖生長期間17℃一定管理と,EOD処理(日没後4時間20℃,その後14℃,下記参照)を比較しながら,EOD処理の暖房費削減効果と,切り花品質への影響を調査しています。
(花きチーム)
(平成23年1月21日掲載)
EOD処理方法
【EOD処理を行っているハウス内の様子】
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