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ホモプシス根腐病は,平成17年に施設キュウリにおいて県内で初めて発生が確認された病害です。キュウリにおける発生地は年々拡大しており,最近,既存の発生地からかなり離れた地点で見つかっています。また,メロンでも発生がみられ,収穫が皆無となる被害もでています。
発病したキュウリは,細根がなくなり,太い根は褐変し,黒い斑点ができます。根が被害を受けるので,地上部は天気のよい日中に萎れ,夜間や曇天には回復することを繰り返し,最後には株が枯死します。そのため,収量が激減し,発生地では大きな被害になっています。
防除法としては,クロールピクリン剤による土壌消毒や米ぬか等を用いた土壌還元消毒が高い効果があり,有効な手段です。今後,さらに試験を行い,より効果的な防除法を検討していきます。→参考資料へリンク(PDF:210KB)
(病害チーム)
(平成22年7月16日掲載)
【キュウリのホモプシス根腐病による萎れ】
【キュウリのホモプシス根腐病に感染した根】
【メロンの被害状況】
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