ここから本文です。
子供たちに科学の楽しさを知ってもらうためのイベント「サイエンス・デイ2010」が,7月11日,東北大学川内北キャンパスで開催されました。
古試からは,「おいしい米を科学する」というテーマで,水田に生息する生き物(メダカ,オタマジャクシ,ヤゴ,ヒル,プランクトン,アメンボ等)や稲の葉色測定,簡易土壌診断キットの展示を行いました。
農園研からは,「植物の栄養繁殖を勉強しよう」というテーマで,りんごの接ぎ木やいちごのランナーの展示,きくのさし芽の体験を行いました。また,パプリカ,トマト,ブルーベリー,ラズベリーの糖度調査と試食も行いました。
子供たちは,古試のコーナーでは,水田の生き物に実際に手で触ったり,虫眼鏡や顕微鏡でのぞいたりして,興味津々な様子でした。また,葉色を何度も測ったり,簡易土壌診断キットを使って試験紙の変化を見たりなど,積極的に実験に取り組んでいました。農園研のコーナーでは,糖度計をのぞいたり,きくの芽をかき取り苗床にさしたり,興味深く体験に取り組んでいました。
この催しは,「結果だけでなくプロセスを五感で感じる」「科学を切り口に地域が見える」をコンセプトにNPO法人 natural scienceが主催し,宮城県内の54の民間企業や大学,公設研究機関が,それぞれの研究内容や取り組みについて出展しました。当日は6,000人近い来場者があり,大勢の子供たちが,様々な体験プログラムや展示を通して,科学のおもしろさを実感している様子でした。
(平成22年8月9日掲載)
【生き物にさわって体感する子供も】
【これが,害虫の幼虫だよ】
【農園研の展示・体験コーナー】
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す