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トップページ宮城県の埋蔵文化財埋蔵文化財|パネル展2002 新田東遺跡2

埋蔵文化財|パネル展2002 新田東遺跡2

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年9月10日更新

三重小塔が出土

7-2.新田東遺跡(河北町)

新田東遺跡では三重小塔が出土しました。全国的に極めて珍しい発見です。この小塔は底径が7.8cm、高さが18.3cmの須恵質の焼き物で、屋根は円形で3層からなる仏塔を表現しています。内部は刳(く)りぬかれて中空になっており、初層には出入り口とみられる長方形の透(す)かしが4ヶ所に開けられています。法隆寺(ほうりゅうじ)に伝わる百万塔(ひゃくまんとう)と大きさや形が似ています。

出土状況百万塔(左)と三重小塔(右)

注:百万塔は世界最古の印刷物として有名な陀羅尼経(だらにきょう)を内部に納めた木製の小塔です。藤原仲麻呂(ふじわらのなかまろ)の乱(764年)の関係者を供養するために作られ、東大寺や法隆寺など都の十大寺に10万基づつがおさめられました。