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栗原西中学校「福祉体験学習」

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年11月16日更新

 令和2年11月6日(金曜日)に栗原市立栗原西中学校において,「福祉体験学習」を行いました。
 2年生が宮城県障害者福祉センター職員らから講義を受け,障害者スポーツや手話コミュニケーションを学びました。

学校と地域の連携・協働による活動

教育計画 栗原西中学校は,総合的な学習の時間での3年間を通し,車椅子,手話,点字をそれぞれ体験して「福祉」について学習するように教育課程を実施しています。栗原市社会福祉協議会と連携・協働して,教材や活動プログラム等の高次化を図り,障害のある方との対話などを通じて,身近な社会とのつながりの中で実践的に学ぶことができるようにしています。
 志教育を具現化する項目の一つに「地域連携」を掲げています。地域や各団体・機関との交流を通して,地域のよさを実感し,地域の一員としての自覚を伸張し,よりよい生き方を追求できるように取り組んでいます。
 今年度の2年生の学習については,学校が別に宮城県障害者福祉センターと連絡・調整して実施しました。

 

「福祉体験学習」の様子

 障害者スポーツ「ボッチャ」体験学習

 「どんな障害の方でもボッチャを通じてスポーツを楽しんでもらえるようにするために,用具が開発されたりルールが検討されたりしてきた」ということを,講師は実物を示したり実際のルール内容を説明したりしながら伝えました。“みんなで一緒に楽しみたい”という周囲の思いや願いの結実が『ボッチャ』であるということを知り,生徒は,障害のある方への支援にはさまざまな在り方があることを学びました。
 “投げる”動作は,つかむ,肘を曲げる・伸ばす,放すなどの動きの一つでもできなくなると,通常のようには成り立たなくなるということを確認し,講師は「“使える機能を生かす”ための支援」の大切さを説きました。
 生徒は,演習でボッチャのよさや楽しさを体験し,また,アシストとうまく連携するためには日頃からコミュニケーションを取り心を通わせることが大切であることを実感しました。
演習の様子演習の様子演習の様子
演習の様子演習の様子演習の様子

 手話体験学習

 冒頭に,聴覚に障害がある講師が手話で自己紹介を始めると教室内は一瞬で静寂になり,生徒は講師の動作を見つめました。講師がこれまでの苦労や音が聞こえるようになったときの喜びを口頭で伝える話に,生徒は真剣な表情で聞き入りました。
 “音のない世界”を感じてみる活動として,「声を出さない口の動きを見て何を言っているのかを当てる」ことにゲーム形式で取り組みました。生徒は講師の口元を見つめ,積極的に考えを述べましたが,なかなか当てることができず,音声がない場合の「手話」の有意性を改めて実感しました。
 演習では,“数”や“挨拶”の手話表現を学びました。また,「栗原西中学校」や「新型コロナウィルス」の表現方法を知ったり,自分の姓を表現する方法を個別に教えてもらったりもしました。手の動きの意味を丁寧に解説してもらうことにより,生徒は納得しながら学ぶことができました。
演習の様子演習の様子演習の様子
演習の様子演習の様子演習の様子


 障害のある方や社会福祉を推進している方から直接指導を得たり,あるいは対話したりすることを通じて,生徒は生命の尊厳や人間の生き方についての学びを深め,社会生活の中で支え合おうとする実践的な態度を養いました。