ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

不動堂中学校「福祉体験講座」

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年11月19日更新

 令和2年11月13日(金曜日)に美里町立不動堂中学校で,「福祉体験講座」を行いました。
 1年生が社会福祉法人美里町社会福祉協議会職員から講義や演習指導を受け,「ボランティア活動」の意義や実践方法などについて学びました。

学校と地域の連携・協働による活動

地域連携計画 不動堂中学校では1年生が総合的な学習の時間で,「ボランティア活動」の意義やさまざまな取組について学ぶように設定しています。聴講を踏まえて実際に体験させることを通して,生徒が自分なりに地域社会に貢献できることがあるということを理解できるように取り組んでいます。
 地域連携計画の基本方針に,「体験活動や地域活動に積極的に参加させることで,地域の一員としての自覚を高めていく」こと,「地域の人材や教育資源を活用することで,生徒と地域のかかわり(絆)を深めていく」ことなどを掲げ,学校と地域が協働した教育活動を実践しています。

 美里町社会福祉協議会は,年間を通じて「福祉教育推進事業『まなびねっと』」を実施し,「福祉総合・地域活動」「多様性理解(障がい)」「高齢者理解」「防災」をそれぞれテーマにした学習プログラムを提供して,学校と連携・協働した福祉教育活動を行っています。

「福祉体験講座」の様子

 全体講義の中で,講師の田村紗希氏は「『ボランティア』という言葉にどんなイメージを持っていますか。」「今までにボランティア活動をしたことはありますか。」などと問い掛け,生徒が主体的に学習課題に向き合えるように導きました。
 「ボランティア」の語源についての説明を踏まえて“4つの原則”について知らせ,「ボランティア活動は社会に定着し生活に溶け込んでいる」ということを話しました。さらに,生徒が現実的に身近なものとして捉えられるように,美里町内で行われているボランティア活動を具体的に示しました。
 田村氏は「やってみないと分からない。『やったけどダメだった』と『やってないから分からない』は天と地ほどの差がある」と教示し,積極的に行動してみることの大切さを説きました。
 ボランティア活動の一例として,「使用済み切手の収集」が発展途上国での支援のための救済活動資金になっていることを説明し,この後に行う“切手の仕分け活動”の動機付けを行いました。
講義の様子
講義の様子講義の様子

 各学級に分かれて,体験活動に取り組ませました。目打ち(ギザギザ部分)と消印が必要であることや記念切手は特別であることなど,収集の対象となる条件を分かりやすく説明して進めました。
 体験活動の題材として,生徒の関心を引き出すのに大きな効果が見られ,生徒は「これはいいの?」「これは記念切手?」などと言葉を掛け合い,確認しながら取り組みました。珍しい絵柄の切手を見つけると友人に知らせるなどし,とても意欲的に活動しました。
演習の様子演習の様子演習の様子
演習の様子演習の様子演習の様子

 本質を捉えた講話や,十分な体験を得ることのできる教材の準備等,外部講師ならではの専門性を生かした学習指導でした。
 生徒は体験学習を通して,思いやりの心をもつことや,自ら進んで他者のために行動することの大切さを学ぶことができました。