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高倉小学校「歴史探索」

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年7月17日更新

 令和2年7月13日(月曜日)に大崎市立高倉小学校の児童が,「高倉の歴史探索」学習を行いました。
 6年児童が,学区内だけでなく,現在は他区域分になっている旧高倉村の場所も訪問し,高倉地域に受け継がれる多様な歴史や文化等を学びました。

高倉小学校と古川高倉地区公民館の連携・協働

協働教育 高倉小学校では,地域社会や社会全体の福祉に関心を持って自分にできることを実践する子供の育成などを目指し,社会科,体育科や総合的な学習の時間などを通して,家庭・地域と連携・協働した教育活動を行っています。

 古川高倉地区公民館は,子供たちが高倉地域の歴史を知り,“自分たちが住む地域に関心をもつ”という姿勢を高めて,地域の文化や伝統を受け継いでいくことができるように,「歴史探索」事業を実施しています。小学6年次から本格的な歴史学習が始まることに合わせ,その導入活動として展開しています。
 このほかにも,着衣水泳教室やプログラミング学習の講師を調整・依頼して,協働教育コーディネーターとしての役割を果たしたり,地域清掃活動や総合的な学習の時間の指導を補助したりし,高倉小学校と密接に連携して地域学校協働活動を推進しています。

「歴史探索」の様子

 生涯学習サークル「高倉史談会」会員が,域内の名勝や歴史・文化をまとめた郷土誌「たかくらの今昔」を使いながら講義しました。児童に「資料(郷土誌)の○ページを開いて」と話して郷土誌を活用させ,現在と昔の景観の違いなどを知らせながら地域の変遷を説明したので,児童は真剣に聞き入り,また,積極的に質問したり周囲を注意深く見学したりしました。

 城址についての学習場面で,講師は一般的な城の特徴を児童に考えさせて石垣や天守閣を思い浮かべさせた上で,「石垣や天守をもつ城ができたのは江戸時代の初め頃から。それが全く残っていないので,(この場所の城は)江戸時代よりも古い時代にあったと言うことができる。」と話しました。この説明に児童は納得し,よく理解した表情を示すと同時に,“論理的に根拠付けて思考し,結論を得る”ということのよさを学び取っていました。
 地域の先人(節婦辰女)の篤行を知らせる場面では,道徳的行動について考えさせるとともに,「(著名な詩人である)土師晩翠が,この出来事に感銘を受けて詩を作った」ということを紹介しました。この地域にとどまらず,全国に広く知られた物語があるということを知らせ,地域のよさを感じ取らせました。
 神社についての学習場面では,宮司による説明に加え,担任教諭が“この神社のことは,インターネット上にも掲載されているよ”と,自ら調べたことを紹介しながら児童に知らせました。地域学習やふるさと学習の主たる指導者として,地域の学習素材を研究する姿勢の高さは,講師を務めた方々から好評を得ました。
学びの様子学びの様子学びの様子
学びの様子学びの様子学びの様子


 学校と公民館が連携して,「高倉史談会」が活動成果物である郷土誌を活用できるように機会を提供することは,当該団体活動の活性化とともに,地域住民が子供たちと交流する場面を創出する効果がありました。
 また,公民館が持つ人的ネットワークを積極的に生かして教育活動をより豊かに展開しようとする,学校と公民館の連携の意図が有意義なものとして認められました。
学びの様子学びの様子学びの様子