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若柳地区志教育「小・中・高交流発表会」

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年12月20日更新

 令和元年12月13日(金曜日)に若柳総合文化センターにおいて,若柳地区志教育推進協議会主催「若柳地区志教育『小・中・高交流発表会』」が開催されました。
 テーマ「広がる夢 夢をつなげて」の下,子供たちが地域社会との関わりを通じて学び,自らの生き方を見つめた成果を発表しました。


 『みやぎの志教育』では,小・中・高等学校の全時期を通じて,人や社会と関わる中で社会性や勤労観を養い,集団や社会の中で果たすべき自己の役割を考えながら,将来の社会人としてのよりよい生き方を主体的に求める子供たちを育みます。
 この教育活動をより力強く進めていくために,地域と学校が連携・協働して子供を育てる仕組みづくりを推進し,子供も大人も学び合ってつながりを深め,「持続的な地域づくり」の体制を強化します。

若柳地区志教育推進協議会との連携・協働

 若柳地区では10年以上前から,若柳公民館(現 若柳・金成教育センター)が「青少年のための栗原市民会議若柳地区会」の事業をコーディネートし,“先輩の話を聞き,夢を語り合う”ことをテーマにして,学校と協働した教育活動を展開しています。
 その後,『みやぎの志教育』の推進を受けて県内で一早く「若柳地区志教育推進協議会」を発足し,地区内の若柳小学校・若柳中学校・迫桜高等学校と地域の連携体制を強化して取り組んでいます。

<第1部> 講演「これまでの道,そして,これからの挑戦」
  [講師] プロレスラー YOH 氏  ※若柳小学校・若柳中学校卒業生

〔講演主旨〕

  • 中学2年生の時にプロレスラーになることを志し,その達成のためのプロセスを具体的に思い描き,強い気持ちで生活していた。また,どのような準備を重ねなければいけないのかを知るために,プロレス関係の書籍をたくさん読んだ。
  • 夢の実現のために,レスリング部のある高校へ進学した。また,自身を磨き直そうと大学に進学し,文武の両立に取り組んだ。自身を見つめて課題を見つけ,例えば書道教室に通って字をきれいに書けるように学ぶなど,一つ一つの課題に丁寧に取り組んだ。
  • 大学卒業と同時に新日本プロレスに入社できるはずだったが叶わず,落胆した時期があった。そのときに支えとなり,力強く背中を押してくれたのが父親だった。
  • プロになった後も厳しい時代があった。そのときに支え合える(タッグ)パートナーがいたから乗り越えることができた。
  • 夢は叶えるものだが,多くの人に支えられていることからすると,“叶えてもらうもの”とも言える。
  • 人生の価値は自己満足度で決まる。

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<第2部> 発表~各校の志教育の取組~

【若柳小学校5年生】 総合的な学習の時間の単元「自分を見つめて,未来を見つめて~職業について調べよう~」で,興味のある仕事や自分がなりたいと思う仕事についてゲストティーチャーに質問するなどして調べ,また,職業人がやりがいをもって働いていることに向き合った体験を発表しました。学習を通じて,チャレンジすることやあきらめないことの大切さを再認識することができ,将来に向けて頑張りたいと話しました。

【若柳中学校2年生】 総合的な学習の時間の単元「キャリアスタートウィーク『職場体験活動』」を通し,地域で働く人々の苦労を知ったり,アドバイスや励ましを得たりしたことを発表しました。

【迫桜高等学校1年生】 キャリア形成の一環として「ライフプランニング」を発表しました。代表生徒の一人は,母親の働く姿から介護福祉士になる夢を抱いたということや,夢の実現に向けて陸上競技強豪校への進学をあきらめ,福祉関係設備の整った高校への進学を志した経緯を述べました。高校入学以降には職場体験などを経て,働く意義の理解を深めてきたことを話し,「働くことで社会に参加でき,自分の存在があるような気がする。」と述べました。また,“休みたい時に勝手に休めるわけがなく,自分で自由に使える時間は減る”ことへの認識を示した上で,「焦らずに自分の時間を器用に使うことのできる,余裕のある人間になりたい。」と,理想の人間像を発表しました。

発表の様子発表の様子発表の様子
発表の様子発表の様子発表の様子


 児童生徒が上級生や下級生の発表を聞いて,自らを振り返ったり,あるいは将来を思い描いたりする機会となりました。
 身近な大人や地域の大人に関わりながら学ぶ活動は,子供たちが“どんな生き方を目指していくことがよいのか”を考えるきっかけとして有効でした。