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森林は国土の保全、水源の涵養、地球温暖化の防止、木材をはじめとする林産物の供給等の多様な公益的機能を有しており,人々の生活にうるおいとやすらぎを与えています。このような機能を持続的に発揮するためには,森林の整備を行い,適切に管理していくことが必要であり,県では森林整備の推進に取り組んでいます。
森林を面的に伐採する皆伐を行った伐採跡地では,森林が持つ洪水緩和や水質浄化を行う「水源かん養機能」や,「土砂災害防止機能」が低下してしまうため,速やかに森林植生を回復(更新)する必要があります。
伐採跡地の更新が遅れることは,山林の荒廃のリスクが増すことから,再造林による,速やかな森林の更新が重要です。
伐採跡地
再造林された森林
間伐は,植栽した樹木が健全な森林となるよう不良木を中心に伐採し,樹木の密度を適正に保ちます。
間伐が遅れると林内が暗くなり,下層の植生が貧弱になり,「水源かん養機能」や「土砂災害防止機能」が低下するほか,幹が細い森林となり,材としての価値も低下するため,適切な間伐の実施が重要となります。
間伐の遅れた森林(木々により光が遮られ,林内は真っ暗です)
間伐を実施した森林(適正な本数密度になり林の中まで光が届いています)
造林や間伐,その他森林整備を行う際には,国や県からの補助事業を活用することが出来ます。
現在活用可能な補助事業は下記一覧表のとおりです。
多様な補助事業を展開して,森林整備への支援を行っていますので,森林の整備を検討している場合は,補助事業の活用についても御検討ください。
また,森林の整備,補助事業の活用等について,御不明な点等がありましたら当事務所林業振興部へ御相談ください。
林業普及指導職員等が御対応させていただきます。
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