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掲載日:2025年10月27日

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地域の中核的な病院について

地域の中核的な病院整備推進事業

沿革

二次医療圏ごとに地域の実状に応じた医療提供体制を整備していくため、平成10年4月から施行された第3次改正医療法により、新たに「地域医療支援病院」が制度化された。
この制度は、地域の病院又は診療所と適切な役割分担の下に連携し、併せて救急医療を行い、医療従事者向けの研修実施機能等を有する病院を地域医療支援病院として、医療圏ごとに整備することにより、地域医療を支援していこうとするものである。

本県においては、平成10年9月1日付けで仙台オープン病院が全国第1号として承認されている。

しかし、この制度ができた当初は、承認の要件が紹介率80%以上であることとされ、県内では仙台医療圏以外の病院では、この条件を満たすことは非常に困難な状況であった。

このため、二次医療圏ごとに医療提供体制を整備するため、地域医療支援病院制度の趣旨を地域において実質的に確保することを目的として、県独自の基準により「地域の中核的な病院」を指定し、その病院の建設、施設・設備について支援している。

事業目的

二次医療圏において、地域の病院、診療所等を支援し、これらと連携することにより通常の医療を二次医療圏内で完結させる。

事業概要

平成12年度から「地域の中核的な病院整備推進事業」を創設。

支援要件

  1. 病床が200床以上であること。
  2. 病院施設の共同利用等、地域の医療従事者の団体等との連携を図るための病診連携室を設置すること。
  3. 休日・夜間救急に24時間対応できる体制の整備を図ること。
  4. 地域の医療従事者等に対する研修体制を整備すること。
  5. がんその他の悪性新生物、循環器疾患、小児疾患、周産期疾患、リハビリテーション、精神疾患、神経難病、緩和ケア、共同利用、後天性免疫不全症候群、新興感染症又は再興感染症(医療法施行規則第30条の32「特定の病床等に係る特例」に規定する医療機能)等に対応できる特別な診療科を設置すること。
  6. 二次医療圏内又は地域保健医療圏内の構成市町村と地元医師会から地域の中核的な病院として了解及び協力を得ること。
  7. 複数の市町村による経営又は複数の市町村による財政支援を得られること。

実績

  • 平成12年度に「公立刈田綜合病院」、「みやぎ県南中核病院」及び「栗原中央病院」を地域の中核的な病院に指定、財政的な支援の開始
  • 平成14年5月 公立刈田綜合病院 開院
  • 平成14年7月 栗原中央病院 開院
  • 平成14年8月 みやぎ県南中核病院 開院
  • 平成16年度に「石巻赤十字病院」を地域の中核的な病院に指定
  • 平成18年5月 石巻赤十字病院 新築移転 財政的な支援の開始
  • 平成22年度 公立刈田綜合病院に対する支援完了

お問い合わせ先

医療政策課地域医療第二班

宮城県仙台市青葉区本町3-8-1

電話番号:022-211-2617

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