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平成23年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故から長期間が経過しましたが,宮城県内にはまだたくさんの放射性物質汚染廃棄物が処理されずに,保管された状況となっています。
特に,宮城県は牧草やほだ木,たい肥,稲わらといった農林業系の汚染廃棄物が多く,畜産農家や林家の敷地や庭先などの民有地に保管されています。。
県内743カ所(県測定分)で,長期間,汚染廃棄物のそばで暮らすことを余儀なくされている一時保管者の皆様の負担は非常に大きく,宮城県では早期に処理するための取組を進めています。
現状,安全に配慮して一時保管を行っていますが,牧草やほだ木などは有機性廃棄物であり,保管状況によっては発酵・腐敗等が進み,悪臭等が発生したりします。このように県内で分散して一時保管されている今の現状は,公衆衛生・生活環境の保全という点からも好ましい状況でないため,なるべく早く処理する必要があります。
この問題について,県民誰もが被害者という状況の中で,本来速やかに処理されるべき廃棄物が長期間にわたって一時保管されている状況となっています。
この問題をこのまま放置するのではなく,一歩前進させ,この問題を克服して「真の復興を成し遂げる」必要があります。
宮城県にはどれくらいの量の汚染廃棄物があるの?
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