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【概要】
大木囲貝塚は七ヶ浜町東宮浜西部の標高40mほどの台地上に立地する。縄文時代の代表的な貝塚である。台地の縁辺に沿って大小十数ヵ所に貝層が分布する。全体形としては「U」字形を示し、東西210m、南北260mの規模をもち、仙台湾周辺における最大規模の貝塚の一つである。
昭和初期、数ヵ所の貝層部で発掘調査が行われ、出土した土器をもとにして、大木1式から大木10式までの型式編年が設定された。以降この区分は、東北地方南部の縄文時代前期および中期編年の基準になっている。なお、隣接地に建設された町立歴史民俗資料館に貝塚出土品が収蔵・展示されている。
【関連史跡】
国指定史跡:西の浜貝塚(松島町)、里浜貝塚(東松島市)、長根貝塚(涌谷町)、沼津貝塚(石巻市)
県指定史跡:平田原貝塚(東松島市)、仁斗田貝塚(石巻市)
【基本情報】
指定年月日 | 1968年3月18日 |
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所在地 | 宮城郡七ヶ浜町東宮浜字西大木ほか |
見学 | 公園見学自由、七ヶ浜町歴史資料館(入館無料):9時~16時 |
アクセス |
(車)仙台東部道路仙台港北ICより20分 (鉄道):仙石線多賀城駅からバス20分,仙石線本塩釜駅からバス13分 境山バス停下車徒歩5分 |
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