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掲載日:2008年4月1日

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総合的におい環境調査(平成16年度)

調査目的

処分場周辺の環境臭気調査を実施し、処分場敷地境界等における臭気指数の算定による客観的な状況把握と評価を行なうもの。また、竹の内地区における「におい」の実態を把握する。

調査の方法

(1)処分場周辺環境臭気調査(悪臭防止法を準用した嗅覚測定)

平成16年9月下旬から10月上旬にかけて、処分場敷地境界3地点及び処分場外の民有地1地点で、24時間調査を計5回実施した。調査では、においがしたときにその空気を専用の袋に採取し、各回各地点ごとに採取した試料の中で最もにおいの強いものを選び、においの嗅ぎ分け試験で合格した人による嗅覚試験によって評価を行った。

(2)竹の内地区の臭気発生状況調査(アンケート調査)

平成16年9月下旬から10月上旬にかけて、竹の内地区の803世帯に「ここ1年間で感じたにおい」についてのアンケート調査を行った。また、併せて、町と保健所から、臭気の発生が想定される施設についての情報を求めた。

調査結果

  1. 嗅覚測定による処分場及び周辺の環境臭気調査の結果、第7工区と第8工区の境の東側側溝付近の敷地境界において、臭気指数13~26の臭気レベルが確認された。
  2. その臭気の質は、従来から問題とされてきた「硫化水素」単独のものではなく、「油様臭」や「下水臭」などの複合的なものであった。
  3. その他の地点では、苦情発生の可能性が低いことが確認された。
  4. アンケート調査については、30世帯から延べ60件の情報が寄せられ、「硫化水素臭」等処分場に関連すると考えられるにおいを感じている地域は処分場の東側の地域に認められた。
  5. また、「畜舎や堆肥」等に関連するにおいは、関連施設が立地する処分場の西側の地域に集中するものの、その他の地域にも点在し広く分布している状況がみられた。
  6. さらに、当該地域の「におい」は、「夕方~朝方の時間帯」で「無風ないし弱い風」の「くもり」の日に多く感じられている傾向が認められた。

お問い合わせ先

竹の内産廃処分場対策室対策班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号13階北側

電話番号:022-211-2691

ファックス番号:022-211-2390

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