大崎ものづくりネットワーク協議会
協議会について/会員紹介/協議会活動/入会案内
設立経緯
大崎ものづくりネットワーク協議会は、平成20年10月10日に設立されました。
「富県宮城」を推進している宮城県では、平成22年までに,東京エレクトロン宮城(株)やセントラル自動車(株)(現在のトヨタ自動車東日本(株))などの大手企業の仙台北部地域への進出が予定されていました。
隣接している大崎地域の企業においては、進出企業との新規取引が期待される一方、新たな大量雇用の発生による人材の確保難も懸念されていました。
このようなことから、大崎地域における、ものづくり企業の経営基盤強化のため,技術力や生産性の向上、人材の育成・確保、企業相互間の情報交換と連携を図ることを目的として、大崎地域(大崎市、色麻町、加美町、涌谷町、美里町)の意欲あるものづくり企業が中心となって、この協議会が発足しました。
協議会概要
ものづくり達人企業の緩やかなネットワーク
大崎地域1市4町(大崎市、色麻町、加美町、涌谷町、美里町)には、創造力あふれるものづくり達人企業が集結しています。
協議会では、会員企業がさらなる発展と地域共生の力を付けるために、技術力や生産性の向上を目指して、各種研修会、先進施設視察、人材育成や情報提供などの事業を行い、緩やかなネットワークによって、取引拡大や企業体質の強化を支援しています。
会員一覧
大崎ものづくりネットワーク協議会では、以下の4つの柱に沿った各種支援に取り組んでいます。
1.講演会の開催
最新の技術や業界の動向などを学ぶ講演会を開催します。
2.技術高度化へ向けた取組
- 先進取組企業等視察研修
先進的な取り組みを行っている企業、協議会と同様の活動をしている団体、学術機関等への視察研修会を開催します。
3.ものづくり産業を担う人材の育成
(1)研修事業(企業社員向け)
- 研修経費助成
ものづくり産業を支える人材の育成に係る研修派遣に係る経費を助成します。
- 生産改善着眼点養成研修/TPS基礎研修
トヨタ生産方式の考え方や生産現場への適用方法を習得する研修会を開催します。
- 生産改善着眼点養成研修/ものづくり「改善」入門研修
トヨタ生産方式の基本的な考え方や改善についての基本的な知識を習得する研修会を開催します。
(2)ものづくり交流事業(小中高校生向け)
大崎管内の小中高校生などを対象に、ものづくり現場の見学や社員等との交流を実施することにより、将来の大崎圏域の産業や技術振興を支える人材を育てます。
- 現場訪問(工場見学等)
高校生が地元ものづくり企業に関心を持てるよう、工場見学会を開催します。
- 高校教員対象ものづくり現場訪問
高校教員を対象とした工場見学会を開催し、より多くの地元ものづくり企業を知ってもらうことで、高校生の進路選択の幅を広げます。
- 高校とものづくり企業との情報交換会
大崎圏域の産業を支える中核的な人材(産業人材)の確保・育成を支援するため、大崎圏域のものづくり企業、高校、行政等が一堂に会し、情報共有・相互理解を深めることで、産業人材育成体制の構築及び情報の共有化を図ります。
- 高校生向け合同企業説明会(おおさきジョブフェア2024)
- ものづくり企業の人材確保と、高校生の地元就職の支援のため、高校1年生・2年生を対象とした、対面での合同企業説明会を開催します。
- 高校生向け企業紹介ガイドブック作成
企業の認知度向上を図り、高校生の大崎地域企業への就職希望の増加を目的に、読み手である高校生に興味・関心を持ってもらえる企業紹介ガイドブックを作成します。
- おおさきファクトリーテーマパークイベント
大崎地域の小中学生とその保護者を主な対象として、ものづくりの魅力を伝えると共に、地元企業の更なる知名度向上等を図るため、工場見学やものづくり体験などができるイベントを開催します。
4.取引拡大に向けた取組
(1)情報の収集と発信
随時、会員あてに助成金、講演会、セミナー等の情報発信を行います。
(2)他の機関との交流等
他の機関が主催するセミナーや展示会等の開催への協力や展示等を行います。
入会申込
研修受講助成事業