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掲載日:2025年12月1日

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「特定家畜伝染病の発生時における防疫演習」を実施しました

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10月22日、宮城県建設業協会石巻支部と東部地方振興事務所との防疫措置への協力業務に関する協定に基づき、有事における迅速かつ的確な防疫体制の構築を目的とした「特定家畜伝染病の発生時における防疫演習」を東松島市で実施しました。

開会

はじめに、宮城県建設業協会石巻支部 佐藤支部長、東部地方振興事務所 武田所長より「県と協会で情報共有を図り、特定家畜伝染病発生時における作業手順を改めて確認してほしい。」と開会あいさつをいただき、演習を開始しました。

開会挨拶1 開会挨拶2

(左:宮城県建設業協会石巻支部 佐藤支部長、右:東部地方振興事務所 武田所長)

防護服の着衣演習

宮城県建設業協会石巻支部8名、東部地方振興事務所農業振興部1名の計9名が防護服の着衣演習を行い、ウイルス拡散防止のための正しい防護服の着衣方法について確認しました。

防護服着衣演習1 

(防護服を着衣する従事者)

運搬車両への積込・運搬演習

昨年度、管内で発生した高病原性鳥インフルエンザの事例では、農場内に埋却地を確保できず、家きんを農場から離れた埋却地へ運搬する必要があり、ウイルス飛散・漏出防止のための作業が発生しました。本演習ではこの事例を踏まえ、発生農場から離れた埋却地へ移動する際、ダンプトラックの荷台の床・側面をブルーシートで覆い、フレコンバックを積載した後、上部もシートで完全に覆う「密閉措置」の手順を確認しました。

積込演習4 積込演習1 

(ブルーシート敷設)               (バックホウによるフレコンパック積込み) 

積込演習2 積込演習3

(ブルーシートによる密閉)            (密閉後の消毒作業)

 

埋却溝への埋却手順の説明

埋却地においては、地下水汚染防止のためのブルーシート敷設、消石灰の散布、そして4メートル程度の深さまでの掘削と、ガス抜きを考慮した埋め戻し等の工程について、マニュアルに基づいた詳細な説明を行いました。

埋却手順の説明

(埋却手順を説明する様子)

防護服の脱衣演習

作業終了後、段階ごとの消毒や、汚染面に触れないよう裏返しながら脱ぐ手順について演習を行いました 。

脱衣演習1 脱衣演習2

(脱衣演習の様子)

閉会

演習終了後、東部地方振興事務所畜産振興部の鶴田部長より全体講評があり、閉会となりました。

全体講評

(全体講評の様子)

演習を通じて、運搬時の効率的な手法や安全管理についての課題も確認されました 。県では、今後も関係機関と密に連携して、迅速かつ的確な初動対応体制の構築と、地域住民の安心・安全の確保に努めてまいります 。

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お問い合わせ先

東部地方振興事務所 農業農村整備部 

宮城県石巻市あゆみ野五丁目7番地 宮城県石巻合同庁舎4階

電話番号:0225957922

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