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「宮城県地域包括ケア推進協議会設立記念シンポジウム」を平成27年8月27日(木曜日)に宮城県庁2階講堂で開催し,一般住民・関係団体・市町村など約260人の方々にご来場いただきました。
『京都式地域包括ケア 京都の現状と課題』 ~ケアマネジャーの視点から~
公益社団法人京都府介護支援専門委員会 会長 井上 基 氏
【第1部】では,地域包括ケアについて皆様にさらに理解を深めていただくために,京都府から井上基様をお招きして基調講演をいただきました。
井上基様は,かつて全国でもいち早く関係団体による顔の見える関係づくりを行い,連携・協働による取組を推進している「京都地域包括ケア推進機構」の発足に伴い,地域包括ケアシステム推進のためのプロジェクトの創設や運営に携われ,現在は医療法人三幸会に帰任され,また公益社団法人京都府介護支援専門員会会長に就任なさるなど精力的にご活躍されております。
基調講演では,「高齢者社会の現状と地域包括ケアシステムの必要性」「京都地域包括ケア推進機構の設立と現状,主なプロジェクトの紹介とその問題点」をケアマネジャーの視点からお話しいただきました。地域包括ケアシステムを推進していく上で,行政・関係団体・県民はどの部分で役割を担っていくか明確にしておくことが必要とのお話でした。
「地域包括ケア体制の構築に向けて」
【第2部】では,井上基様と「宮城県地域包括ケア推進協議会」の5つの専門委員会の委員の方々に御参加いただきパネルディスカッションを行いました。
各委員の方々から「地域包括体制構築に向けたアクションプラン」の概要を紹介いただき,それぞれの団体としての取組や意気込み,考え方をお話しいただきました。
今回のシンポジウムを通して,ご来場いただいた皆様から
などの声を頂戴しましたが,一方で短い時間の構成であったため「もっとゆっくり,具体的な話が聴きたかった」とのご意見も多くいただきました。
地域包括ケア体制の構築に向けて,皆様にさらなるご理解とご協力をいただきたいと考えておりますので,このシンポジウムでの講演や皆様からの貴重なご意見を踏まえ,今後もシンポジウムや講演会などを企画していきます。
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