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梅毒の迅速検査を実施します

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年8月27日更新

1 梅毒の発生件数が増加しています

 全国的に梅毒の発生件数が増加しており,宮城県も平成29年の新規梅毒患者数が62件と増加しています。

 男性に多い病気ですが,報告総数に占める女性患者の割合が平成20年(全国)約2割から,平成30年(全国)は約4割まで増加しています。

 全国 梅毒発生届出数宮城県 梅毒発生届出数

            

2 梅毒について

○病原体と感染経路

 梅毒は「梅毒トレポネーマ」に感染することでかかる感染症で,主な感染経路は性的な接触(感染者との粘膜や皮膚と直接接すること)などによってうつります。

 

○梅毒の症状

 感染すると全身に様々な症状がでますが,感染後の期間によって出現する場所や内容が異なります。

 【第1期:感染後約3週間】

 感染が起きた部位(主に,陰部,口唇部,口腔内,肛門等)にしこりができる,股の付け根のリンパ節が腫れる等の症状出ることがありますが,痛みが無いことも多く,治療をしなくても症状が軽快します。

 【第2期:感染後数ヶ月】

 3ヶ月以上経過すると,病原体が全身に運ばれ,手のひら,足の裏,全体的にうっすらと赤い発疹が出ることがあり,小さなバラの花に似ていることから「バラ疹(ばらしん)」とよばれます。

 【晩期顕性梅毒:感染後数年】

 数年を経過すると,皮膚や筋肉,骨などに腫瘍が発生することがあります。また,心臓,血管,脳などに病変が生じ,死亡に至ることもあります。

 

 治療をしない場合,症状がない間も体内に病原体は残っており治ったわけではありません。また,その間に他者に病原体を感染させる可能性があります。

 

○妊婦から胎児への感染(先天梅毒)

 妊娠している人が梅毒に感染すると,胎盤を通して胎児に感染し,死産,早産,新生児死亡,奇形が起こることがあります。

 

○梅毒の予防と治療

 【予防】

 梅毒は,主に性行為で感染者の性器等と直接接触する事で感染するため,コンドームの使用により,感染のリスクを軽減できます。
 ただし,コンドームで覆われない部分の皮膚からも感染が起こるので,オーラルセックスなども注意が必要です。

 【治療】

 一般的には,外来で処方された抗菌薬を内服することで治療しますが,治療の期間等,治療内容は医師が判断します。

 

○早期発見・早期治療が重要

症状の進行を防ぎ,他者への感染を予防するためにも早期発見・早期治療が大切です。

梅毒は,症状出現と軽快を繰り返すため,感染初期に発見できない場合もあります。

感染が心配な時や症状がある時は,早めに医療機関を受診して検査や治療を受けると共に,梅毒と診断された場合にはパートナーも検査を受けることが大切です。

 

上記の他,梅毒については下記URL情報を参考にしてください。

厚生労働省のホームページ(梅毒Q&A)

国立感染症研究所ホームページ

3 梅毒の迅速検査を実施します

 保健所(支所)の性感染症の検査日程にあわせて,下記日程で,匿名・原則無料・検査当日に結果が分かる梅毒の「迅速検査」を行います。

 検査は前日まで要予約,受付から結果報告までの検査全体の所要時間は60分~90分程度です。

 感染直後では検査が正しく反応しないため、検査を希望される場合は,感染の機会から3週間以上経過している必要があります。

 また,下記日程では,HIVの迅速検査(結果判明は当日),クラミジア検査(結果判明は2週間後)の性感染症検査も行っています。

梅毒迅速検査の予定
保健所・支所名検査会場検査日時間予約番号
仙南保健所柴田郡大河原町字南129の1

令和元年10月15日 火曜日

令和2年2月18日 火曜日

午前10時から正午まで0224-53-3121
塩釜保健所岩沼支所岩沼市中央3の1の18

令和元年9月3日 火曜日

令和2年3月3日 火曜日

午前9時から午前11時30分まで0223-22-2189

※都合により各検査当日に検査が行えない場合もありますので,検査を希望する場合は事前に各保健所にお問い合わせください。

4 梅毒の通常検査の実施について

 ・上記日程の他,県保健所・支所では,月2回梅毒の「通常検査」を実施しています。通常検査では,検査日から約2週間後に検査結果をお伝えします。

 参考)宮城県内保健所の性感染症検査の実施について