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大腸菌の一種で、ベロ毒素を産生する腸管出血性大腸菌が原因の感染症です。代表的なO-157やO-26などはニュース等で目にしていると思います。
日本では、1990年に埼玉県の幼稚園で319人が発症し、その内の園児2名が死亡したのが最初の集団発生です。
現在は毎年、約1500人ほどの患者が報告されています。季節的には8月~10月、特に夏季に多く発生します。
2~14日(平均4日)の潜伏期間の後、下痢・腹痛・血便・発熱・嘔吐などが見られます。(すべての症状が出るとは限りません。)
牛や羊など(場合により人間)の大腸に生息している腸管出血性大腸菌が原因です。
感染経路としては
等が考えられます。
食材は流水などで充分に洗う。
食品を扱う場合は、手や調理器具を充分に洗い清潔に保つ。
食材は中までしっかり加熱する。(75℃で1分以上)
調理した食品は速やかに食べる。
井戸水や受水槽を使用している場合は、定期的な検査等を実施し管理に注意する。
動物に触れたらしっかりと手を洗う。
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