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【概要】
伊具盆地南端の標高約35mの丘陵上に所在する古墳群で、主軸長33mの前方後円墳1基と径5~25mの円墳174基からなる。これらの古墳は台町地区にもっとも集中し、片山・平・二本木地区にも広範囲に分布している。築造時期は古墳時代中期後半~後期(5世紀中~7世紀初)にかけてと考えられる。
各古墳の主体部は竪穴式石室・横穴式石室・組合せ箱式石棺など種類に富む。副葬品も豊富であり、これまでに鏡・勾玉など各種の玉類・釧(腕輪)・直刀・金環(耳飾り)・轡・土師器・須恵器・埴輪などが出土している。特に壷をささげ持つ女性埴輪は県内唯一の完全な人物埴輪であり、造形的にも優れている。
【関連史跡】
県指定史跡:かめ塚古墳(岩沼市)、鷹の巣古墳群(白石市)、念南寺古墳群(色麻町)
【基本情報】
指定年月日 | 1968年12月13日 |
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所在地 | 伊具郡丸森町字平ほか |
見学 | 自由 |
アクセス | (車)常磐道山元ICから30分 (鉄道)阿武隈急行丸森駅から車で10分 |
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