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元禄潜穴

印刷用ページを表示する 掲載日:2008年6月27日更新

地域用水整備事業「元禄潜穴」

 はじめに

 かつて『品井沼』という広大な沼が,宮城郡と黒川郡と志田郡にまたがり存在していました。その大きさは,周囲が16.5キロメートル,面積が約1,800ヘクタール(東京ドーム385個分)ありました。
 『元禄潜穴』とは,今から約310年前の元禄時代に,米を増産しようとした仙台藩が,この『品井沼』を干拓するために掘った排水路のうち,潜穴(つまりトンネル)部分のことをいいます。『元禄潜穴』の延長は約2,600mありましたが,その高低差はわずか160cmしかなく,ほとんどが人力による工事は困難を極めたようです。

干拓前の品井沼の様子の図

干拓前の品井沼の様子(推定)

 事業内容

 『元禄潜穴』は,現在,松島町指定の文化財になっており,小学校の副教材にも掲載されていることから,施設の保全を図るとともに,先人の遺業を公正に引き継いでいけるよう,平成16年度から地域用水環境整備事業/歴史的施設保全型を実施し,施設の整備を図っています。

1 穴頭(あながしら)整備

穴頭 施工前の写真穴頭 施工後の写真

(左)穴頭 施工前 (右)穴頭 施工後

2 ずり穴(ずりあな)整備

ずり穴 施工前の写真ずり穴 施工後の写真

(左)ずり穴 施工前 (右)ずり穴 施工後

はてな?・・・ずり穴って何?

 潜穴(トンネル)を作るとき,土砂を運び出すために掘られた穴 ずり出し穴(ずりだしあな)ともいう

3 品井沼干拓資料館

品井沼干拓資料館の写真1品井沼干拓資料館の写真2

  • 場所:宮城県宮城郡松島町幡谷
  • 館内の展示室には,『工事に使われたのみ』や「ろくろ」又は「神楽算」とよばれる『土砂を運び出す機械のレプリカ』『古文書の写し』や『写真』など約80点を展示してあります。
  • 常時開館はしていませんので,事前に松島町教育委員会に申し込みが必要となります。

詳細は,松島町教育委員会にお問い合わせください。
Tel 022-354-5714