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「有機農業」とは、化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業をいいます(有機農業の推進に関する法律(平成18年法律第112号)第2条)。
「有機JAS」とは、堆肥による土づくりを基本とし、は種又は植付け前2年以上化学肥料や化学合成農薬を使用しないほ場で生産するなど、環境への負荷を低減した持続可能な生産方式の基準のことです。
この基準に適合した生産が行われていることを登録認証機関が検査し、その結果、認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。
本県における有機JAS認証面積は377ha(令和3年4月1日現在)であり、水稲がその9割超を占め、有機JAS認証取得農家戸数は75戸(令和3年3月31日現在)となっています。
有機農業の推進に関する法律(平成18年法律第112号)第6条第1項に基づき、「有機農業の推進に関する基本的な方針」(以下「基本方針」という。)が平成19年4月に策定・公表されました。
これに基づき、県では、環境負荷低減や生物多様性保全等の取組の拡大に向け、平成21年10月に「みやぎの有機農業推進計画」(以下「推進計画」という。)を策定し、有機農業を推進してきました。
令和2年4月には国の基本方針が改定され、また、令和3年3月に策定された県の「第3期みやぎ食と農の県民条例基本計画」では、有機農業は農業生産に由来する環境への負荷を低減し、消費者からもわかりやすく農業者にとっても販売で差別化が可能であることから、県内における有機農業の取組を拡大することとしています。
以上のことを踏まえ、引き続き本県における有機農業を推進していくため、令和3年3月に「推進計画」を改定しました。
令和3年7月1日より、宮城県庁みやぎ米推進課に「宮城県有機農業相談窓口」を設置しました。
詳しくは宮城県有機農業相談窓口のページをご覧下さい。
有機JAS認証取得面積を拡大する取組に対して、有機JAS認証の年次調査に要するほ場実地検査費用を補助する「宮城県有機JAS認証取組拡大事業」を開始しました。
詳しくは宮城県有機JAS認証取組拡大支援事業のページをご覧下さい。
募集は終了しました
肥料等の農業資材価格の高騰による影響を受けにくい栽培体系への転換を図るため、有機農業等の取組に関する生産資材購入費や機械導入費の支援を行う「有機農業等推進事業」を開始しました。
詳しくは有機農業等推進事業のページをご覧下さい。
募集は終了しました
予算関係(外部サイトへリンク)(農林水産省HP)
有機JAS認証事業者一覧詳細(外部サイトへリンク)(農林水産省HP)
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