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【概要】
陸奥国分寺は、聖武天皇の詔により全国に建てられた国分寺の一つである。多賀城から約10km南にあり、広瀬川が形成した最下段の河岸段丘に立地している。昭和30年から5年間の発掘調査によって、方242.4mと推定される寺域に南門・中門・金堂・講堂・僧房が南北中軸線上に並んでいること、中門と金堂は複廊式の回廊で結ばれていること、さらに塔は金堂の東にあり、単廊で囲まれていることなど、大規模な伽藍配置が明らかになった。また、文献にある「貞観11年(869)の大地震」や「承平4年(934)の落雷」による被害の痕跡も確かめられている。現在、寺域には陸奥国分寺薬師堂および白山神社が建つ。
【関連史跡】
【関連文化財】
【基本情報】
指定年月日 | 1922年10月12日 |
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所在地 | 仙台市若林区木ノ下2丁目ほか |
見学 | 史跡見学自由 史跡陸奥国分寺・尼寺ガイダンス施設(無料):9時~17時 |
アクセス | (車)仙台南部道路長町ICから15分 (鉄道)市営地下鉄東西線薬師堂駅から徒歩5分 |
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