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ふるさと納税制度については,令和元年度(平成31年度)税制改正における制度の見直しにより,返礼品について地場産品に限る等の法規制が行われましたが,一方で,地域資源が豊富ではない市町村への配慮として総務省告示(平成31年総務省告示第179号)第5条(以下,「地場産品基準」という。)第8号が設けられ,県が,県内の複数の市町村において地域資源として相当程度認識されているもの及び当該市町村を認定することで,当該地域資源を当該市町村がそれそれ返礼品等とすることが可能となりました。
これを踏まえて県では,地域資源が豊富ではない県内市町村の支援及び県産品需要拡大の観点から,宮城県を代表する地域資源を県内全市町村が返礼品として活用できるよう,地場産品基準第8号ハに基づき令和2年4月1日に5品目(宮城伝統こけし・金華さば・ふかひれ・ホヤ・笹かまぼこ)の認定を行いました。
この度,令和3年4月1日に新たに「みやぎサーモン」と「仙台味噌」の2品目を追加認定することとなりました。計7品目が,県内全市町村においてふるさと納税の返礼品として活用可能となります。
<令和2年4月1日認定>・宮城伝統こけし ・金華さば ・ふかひれ ・ホヤ ・笹かまぼこ
<令和3年4月1日認定>・みやぎサーモン ・仙台味噌
県内全市町村(返礼品として活用するか否かは任意)
<令和2年4月1日に認定した品目> 令和2年4月1日~
<令和3年4月1日に認定した品目> 令和3年4月1日~
宮城県内には「鳴子こけし」,「遠刈田こけし」,「弥治郎こけし」,「作並こけし」,「肘折こけし」があり,国の伝統的工芸品「宮城伝統こけし」として経済産業大臣から指定を受けている。
宮城県石巻港で水揚げされ,「高鮮度で脂のり抜群」等の金華さばブランド基準を満たしたマサバのみが「金華さば」を称することが出来る宮城県を代表する水産物。
宮城県気仙沼市がサメの水揚げ及びふかひれ生産量日本一を誇り,また,加工技術の高さから国内外へ出荷される宮城を代表する高級食材であり,全国的に広く知られている。
宮城県唐桑町(現気仙沼市)がホヤ養殖発祥の地であり,宮城県が生産量でトップクラスを誇り,宮城県の「プライドフィッシュ」に選定されている県を代表する水産物のひとつ。「海のパイナップル」と呼ばれ,宮城の珍味として知られている。
生産量全国5位(令和元年水産物流通調査・震災前までは全国1位)を誇るかまぼこ類のうち,宮城発祥の「笹かまぼこ」は,沿岸部を中心に各地で製造されている本県を代表する特産品として広く知られている。
養殖ギンザケの最高級ブランドである「みやぎサーモン」は,平成27年の「食材王国みやぎ」推進優良活動表彰のブランド化部門で大賞受賞。平成29年に宮城県産農林水産物等では初めて国の「地理的表示(GI)」として登録された。みやぎサーモンを含むギンザケの養殖魚種別収穫量は全国1位(令和元年漁業・養殖業生産統計)。
米沢・伊達家の携帯行糧として発達した「仙台味噌」は伊達政宗公により,城下に「御塩噌蔵」と呼ばれる最初のみそ工場が建てられ、伝統の製法と近代的な技術により、歴史の味を今に伝えている。宮城県認証食品(3E食品)として食材王国みやぎの代表的な食材として全国の郷土味噌分布図にも必ず掲載されるなど,「仙台味噌」の全国的な知名度も高い。原料となる大豆の生産量は北海道に次いで第2位。
区分 | 活用可能な製品の範囲 |
活用条件 |
---|---|---|
宮城伝統こけし |
「鳴子こけし」,「遠刈田こけし」,「弥治郎こけし」,「作並こけし」,「肘折こけし」の5系統のいずれかに該当するこけし |
|
金華さば |
当該地域資源そのもの又は主原料とする製品 |
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ふかひれ | 宮城県産のふかひれ又はそれを主原料とする製品 | |
ホヤ | 宮城県産のホヤ又はそれを主原料とする製品 | |
笹かまぼこ | 宮城県内で製造された笹かまぼこ | |
みやぎサーモン |
当該地域資源そのもの又は主原料とする製品 |
|
仙台味噌 | 宮城県内で製造された仙台味噌 |
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