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掲載日:2025年10月1日

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「令和7年度北方領土青少年等現地視察事業」を実施しました。

8月19日(火曜日)から21日(木曜日)まで、北方領土返還要求宮城県民会議主催の北方領土青少年等現地視察事業を実施しました。塩竈市の中学生20人らが北海道根室市などを訪れ、北方領土問題について学びました。

北海道立北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)では、職員の方から北方領土の歴史やロシアとの交流等について説明を受けました。また、歯舞群島・勇留島(ゆりとう)出身の元島民である角鹿泰司さんから、当時の島の暮らしぶりや旧ソ連軍の侵攻で島から追われた時の体験談のほか、現在の心境などについてお話を伺いました。参加した中学生からは、「『北方領土は宝の島だ』という言葉が力強く印象的だった」「北方領土問題について家族や友人に伝えたい」などの感想がありました。

北海道立北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)で説明を受ける様子
北方四島交流センターでの視察

元島民の角鹿泰司さんによる体験談を聴講する様子
元島民の角鹿泰司さんによる体験談

本土最東端に位置する納沙布岬から歯舞群島と国後島を望みました。今年は気候条件がとても良かったので、島々をはっきりと見ることができました。併せて、望郷の岬公園内にある関連モニュメントや隣接する北方館で北方領土問題の発生の状況や歴史的経緯について説明を受けました。

納沙布岬から北方領土を望見する様子
納沙布岬から北方領土を望見

北方館で説明を受ける様子
北方館で説明を受ける様子

根室港では、北方四島交流等事業のために作られた船舶「えとぴりか」で船内研修を行いました。船内の機器類や四島交流事業などの説明を受けました。研修中、操舵室にロシア語の無線が入り、参加した中学生が驚いていました。

「えとぴりか」船内研修の様子
えとぴりか船内研修の様子

参加した塩竈市の中学生たちは、令和8年2月7日(土曜日)に開催する「『北方領土の日』宮城県塩竈集会」において、視察の体験発表を行います。どのような発表を行うのかとても楽しみです!

お問い合わせ先

広報課調整班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2285

北方領土返還要求宮城県民会議は、宮城県総務部広報課内に事務局を設置しています。

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