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掲載日:2025年11月26日

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特定健診・特定保健指導について

特定健診・特定保健指導とは?

目的

心臓病・脳卒中・糖尿病等は、生活習慣病といわれています。特定健診受診によりこのような病気のリスクのある人に対し医療機関等により生活習慣の改善の助言指導を実施しリスクを排除し、その結果、健康で長寿な社会を目指します。

対象者

40歳以上(実施年度に40歳の誕生日を迎える人も含む。)75歳未満の人(健診実施日が75歳の誕生日前)

健診実施者

特定健診・特定保健指導は、加入している各医療保険者が実施します。受診券は各保険者が発行します。ただし、各医療保険者はこれまでの住民基本健診の時と同様に市町村の集団健診の際に受診できるよう医療機関と契約(集合契約)を締結しております。

特定健診基本検査項目等

斜体太文字の項目が、特定保健指導のためのチェック項目です。

特定健診基本検査項目の詳細項目の表
    基準値
身体計測

身長・体重・BMI

BMI18.5以上25未満

腹囲

男85cm未満

女90cm未満

血圧 収縮期・拡張期

収縮期130mmHg未満

かつ拡張期85mmHg未満

生化学検査

脂質

空腹時中性脂肪

随時中性脂肪

150mg/dℓ未満

175mg/dℓ未満

随時中性脂肪 175mg/dℓ未満
HDLコレステロール 40mg/dℓ以上
LDLコレステロール 120mg/dℓ未満

肝機能

AST(GOT) 31U/ℓ未満
ALT(GPT) 31U/ℓ未満
γ-GT(γ-GTP) 51U/ℓ未満

血糖検査

(1)空腹時血糖

(1),(2),(3)いずれかの検査の実施 100mg/dℓ未満
(2)HbA1C(NGSP) 5.6%未満1

(3)随時血糖

100mg/dℓ未満
尿検査

尿糖

陰性

尿蛋白

陰性

出典)日本人間ドック学会「判定区分2025年度版」、厚生労働省健康局「標準的な健診・保健指導プログラム【令和6年度版】」

更に医師の判断により下記の詳細健診項目が追加されます。

特定健診基本検査項目の詳細項目の表

血液学検査

貧血 ヘマトクリット

-

血色素量(ヘモグロビン)

男13.1~16.3g/dℓ

女12.1~14.5g/dℓ

赤血球数

-

腎機能 クレアチニン

男1.00mg/dℓ以下

女0.70mg/dℓ以下

eGFR

60.0ml/分/1.73m²以上

生理学検査

心電図 異常なし
眼底 H0,S0

出典)日本人間ドック学会「判定区分2025年度版」、厚生労働省健康局「標準的な健診・保健指導プログラム【令和6年度版】」

特定保健指導について

特定健診の結果に応じ、動機付け支援対象者と積極的支援対象者を分けます。

動機付け支援とは

生活習慣の改善目標を医師や保健師等の専門スタッフと面接し設定する。その3ヶ月以上経過後、生活習慣の改善状況や身体状況の改善状況等の効果をみる。(原則1回の面接のみの支援。3~6ヵ月後の評価は電話・手紙等で行う。)

積極的支援とは

動機付け支援と同様であるが、3ヶ月以上の継続的な支援を行う。

動機付け支援対象者と積極的支援対象者区分の表
 

(1)血糖

(2)脂質

(3)血圧

  40~64歳 65~74歳

≧85cm(男)

≧90cm(女)

2つ以上

 

積極的支援

動機付け支援

1つ該当

あり

無し

動機付け支援

上記以外で

BMI≧25

3つ該当

 

積極的支援

動機付け支援

2つ該当

あり

無し

動機付け支援

1つ該当

 

【お知らせ】令和7年4月22日

下記について、令和7年度版を掲載しました。

関係リンク

(日本慢性腎臓病対策協議会のサイトに移動します。)

お問い合わせ先

国保医療課医療指導班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2565

ファックス番号:022-211-2593

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