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みやぎのオリジナル品種 もういっこ

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年4月1日更新

宮城県オリジナルの一季成りいちご品種

もういっこの栽培圃場の様子  もういっこの白い花と赤く熟した果実のついた果房の様子

大粒の果実とさわやかな甘さが特徴の「もういっこ」は、糖度と酸度のバランスが良く、そのすっきりとした甘さには、大粒の果実にもかかわらず、ついつい‘もう一個’手を伸ばしてしまう魅力があります。

背景・ねらい

本県のいちご生産は「とちおとめ」、「さちのか」を利用した促成栽培が中心で作付面積は約180ha(平成23年産)と東北一の産地を形成しています。しかし、これまでの主力品種である「とちおとめ」や「さちのか」は不授精果やうどんこ病、萎黄病、ハダニの発生、春先の小果実の多発などが産地の大きな問題となっていました。また、全国のいちご産地で品種の重要性が高まる中、本県でも寒冷地の気象条件に適応した大果で良食味のオリジナル品種の育成が強く求められていました。

育成経過

「もういっこ」は平成7年にうどんこ病、萎黄病に抵抗性を有する宮城オリジナル母本の「MN3」{(女峰×しずたから)×女峰} を子房親とし、果実品質が優れる「さちのか」を花粉親として組み合わせ交配を行い、個体選抜、系統選抜及び現地適応性の検討の結果選抜された系統で、平成17年4月に品種登録出願し、平成20年3月に品種登録されました。

品種特性

もういっこの果実断面写真果実としての特徴

  • 果実の形は大きく円錐形で、果実の色は赤です。
  • 果実は硬く、日保ち性が優れます。
  • 食味は糖酸比が高く、やさしい甘さです。

栽培面での特徴

  • うどんこ病、萎黄病等に強い性質があります。
  • 草勢が旺盛で低温伸長性が良く,連続出蕾性が高いです。

県内におけるもういっこの栽培状況

県内におけるもういっこの栽培状況表
年産 作付面積面積シェア
18年産  0.25ha0.2%
19年産    2.5 ha2%
20年産  14.5 ha10%
21年産  37.2 ha27%
22年産  55.2 ha41%
23年産   55.0 ha43%
24年産   12.4 ha24%
25年産   19.6 ha34%
26年産 35.9 ha42%
27年産42.2 ha47%
28年産42.5 ha50%

 ※JA全農みやぎ調べ

もういっこの利用許諾と県外での栽培について

 宮城県では,県外でのもういっこの利用許諾を実施しております。

 自家増殖(自己の生産に用いるための苗を増殖)を除き,利用許諾契約を締結した団体以外では,もういっこの苗を増殖・販売はできません。

 利用許諾からもういっこ基核苗配布までの流れ

  1. 利用許諾の承認
  • 利用許諾を希望する団体は,当課までお問い合わせ下さい。
  • 利用許諾の申し出は随時受け付けておりますが,利用許諾の可否については,年に2回開催される検討委員会において判断させて頂きます。
  • 検討委員会での審査結果により,条件を付与させて頂く可能性がございます。
  1. 利用許諾契約の締結
  • 検討委員会での承認後に宮城県と利用許諾契約を締結していただきます。
  • 利用許諾契約の締結については,経済商工観光部新産業振興課新産業支援班(電話022-211-2722)が担当しております。
  1. もういっこ基核苗配布申請
  • 基核苗の生産・配布については,宮城県農業・園芸総合研究所バイオテクノロジー開発部(電話022-383-8131)が管轄しております。
  • 基核苗の提供時期は,5月から6月になります。苗の提供を受ける前年度の9月までにお知らせ下さい。