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本樹は東松島市大曲の市道南側に生育しており、樹高16m、幹周4.2m、枝張が東西25m、南北20mをなすクロマツの巨樹である。主幹は根元から8mほどで屈曲し、太い枝を四方に広げ、小枝を傘状に垂下して、美しい樹形を形成している。田畑に囲われ、平地が広がる周辺環境において、孤高のクロマツの巨樹として目を引く。
宮城県内のクロマツとアカマツでは、いわゆるマツクイムシによる枯死が多発し、巨樹、名木が希少となっているなかで、本樹は最大級のクロマツである。また樹形が優美で、樹勢も良好なことから、文化財としての価値が高い。
樹種:クロマツ
学名:Pinus thunbergii
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