ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ組織でさがす文化財課指定文化財〈県指定無形民俗文化財〉切込の裸カセドリ

指定文化財〈県指定無形民俗文化財〉切込の裸カセドリ

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年2月14日更新

切込の裸カセドリ

県指定無形民俗文化財(風俗慣習)|加美郡加美町(旧宮崎町)

 旧宮崎町の切込集落に伝わる、旧暦1月15日の夜に行われる小正月の行事である。

 15才以上の男子が顔や体にヘソビ(竈墨)を塗り、裸で家々を訪問し、家人にヘソビをつけ、新年のあいさつをしてから酒食のもてなしを受ける。また、初めての参加者、それに新婚者と厄年の者は裸の腰に注連縄を回し、頭に藁束をかぶった装束を身につけ、家々の訪問に先立って他の参加者から水を浴びせられる。

 この行事は、年が改まる正月に肉体的な試練を受ける通過儀礼であるとともに、神となった異装の若者が家を訪問して饗応を受けることを内容としており、小正月の来訪行事の旧態をよく伝えている。

藁束をかぶり水をかけられる様子 ヘソビをつけられる家人