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掲載日:2019年2月14日

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指定文化財〈県指定有形民俗文化財〉カマ神

カマ神

県指定有形民俗文化財|塩竃市・登米市(旧豊里町)・多賀城市|

カマガミサマ、カマズンツァン、カマノカミサマ、カマオトコなどと呼ばれる土製や木製の面である。多くは憤怒の形相をかたどり、台所の柱や竈の上などに、出入口や外をにらむようにして飾っておく、この風習は宮城県から岩手県南部にかけて広くみられる。一般に火難よけ、魔よけ、家内繁盛のためという。家を新築し、竈を新しくした際火の神を祀る意味で、家を造った材料の一部を使って、大工や左官に作ってもらうことが多かった。現在この風習はすたれ、僅かに旧い民家に残存しているのみである。

炉や竈の火が生活の中心であったころの歴史を知る上で、貴重な資料である。

カマ神(10体) 写真上 塩竃市

カマ神(20体) 写真中 登米市(旧豊里町)

カマ神(8体) 写真下 多賀城市

カマ神

お問い合わせ先

文化財課保存活用班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-3683

ファックス番号:022-211-3693

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