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クマ出没警報の継続及びツキノワグマ人身被害防止強化期間について
クマ出没注意報・警報について(ツキノワグマ人身被害防止強化期間中)

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県では、現在、県内全域を対象に、クマ出没警報を発令中ですが、依然、多くの目撃等情報が寄せられ、クマと遭遇しやすい状況が続いていることから、警報を11月30日(日曜日)まで継続します。
なお、10月1日から10月22日までに県へ寄せられたツキノワグマ目撃等情報は513件となっており、1か月の目撃等件数として過去最多となっております。
9月、10月に死亡事故も含めて人身被害が発生しており、山にブナの実などが少ないことで、クマがエサを求めて行動範囲を広げており、人身被害のリスクが非常に高まっています。
そのため、10月23日(木曜日)から11月30日(日曜日)までを「ツキノワグマ人身被害防止強化期間」とし、人身被害防止に向けた情報発信を集中的に行ってまいりますので、引き続き、なお一層の注意と警戒をお願いします。
目撃情報の多い場所に行かれる際は、「ツキノワグマの被害に遭わないために」を参考に対策をしっかりしてから出かけましょう。
ツキノワグマ人身被害防止強化期間チラシ(PDF:316KB)
10月25日(土曜日)午前6時10分頃、黒川郡大衡村大衡萱刈場において、自宅から出た60代の女性が、ツキノワグマと遭遇し、左腕を負傷する人身被害が発生しました。
10月4日(土曜日)午後4時30分頃、大崎市鳴子温泉鬼首八幡原において、畑で作業中の70代の女性が、ツキノワグマと遭遇し、顔など上半身を負傷する人身被害が発生しました。
10月3日(金曜日)午後1時30分頃、栗原市栗駒文字において、キノコ狩りで入山した4人グループがツキノワグマと遭遇し、70代の女性が負傷する人身被害が発生しました。
9月12日(金曜日)午後8時45分頃、富谷市富谷新町において、60代の男性が、ツキノワグマと遭遇し、頭や背中など上半身を負傷する人身被害が発生しました。
県では、令和7年2月28日に発表した春季~秋季の「クマ出没シーズン予報」において、「平年よりも出没が多い見込み」としております。
クマ出没シーズン予報の発表基準となる昨年の堅果類の豊凶調査の結果は、「豊作」でした。この場合、山に餌が豊富にあったため、繁殖に成功するクマが増え、個体数が増加し、4月から8月にかけて、平年よりも出没が多くなることが見込まれます。
さらに、宮城県内では、豊作又は並作となった翌年は凶作となる傾向が多く、食べ物を求めてさらに行動範囲を広げる個体が増えることから、8月以降も平年より出没が多くなることが見込まれます。
これからの時期は、冬ごもりを終えたクマが食べ物を求めて行動範囲を広げるため、人里や農地周辺、住宅地近郊での目撃・出没が増加すると予想されます。偶発的にツキノワグマと遭遇しないよう、特に遭遇リスクの高まる朝夕の時間帯は、人の存在を知らせるため、クマ鈴やラジオを携帯し、複数人で行動するなど、これまでと同様に注意をお願いします。
目撃地の市町村まで情報をお寄せください。
目撃情報の多い場所に行かれる際は、「ツキノワグマの被害に遭わないために」を参考に対策をしっかりしてから出かけましょう。
【凡例】青:目撃箇所、橙:痕跡発見箇所(足跡・フン・食痕など)、赤:人身被害発生箇所
このマップはあくまでツキノワグマの目撃等の情報を示したものであり、情報が無い場所にもクマが生息している可能性があります。山林に入る場合等は、くれぐれも御注意願います。
引き続きクマの行動が活発になる朝夕の時間帯や単独行動を避け、クマ鈴やラジオをつけるなど十分な対策をとって注意して行動しましょう。
令和7年度クマ目撃等情報(エクセル:265KB)
※Excelファイル形式です。御覧いただくには、「MicrosoftExcel」もしくは「ExcelViewer」が必要です。
クマ目撃等情報マップとは件数が相違することがありますが、更新時期の相違や位置情報が不確かな目撃等情報があるためですので、ご了承ください。
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