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宮城県では平成30年に「第2期宮城県歯と口腔の健康づくり基本計画」を策定し,県民の皆様の歯と口腔の健康づくりを推進してまいりました。本計画が策定から5年を経過することから,今年度は計画の見直し等に向け,県内にお住まいの20歳から84歳までの方で無作為に抽出した約1,300名の方を対象に,歯と口腔の健康に関する調査を実施しております。
調査対象となった方は,調査票等を郵送させていただいておりますので,御協力についてぜひよろしくお願いいたします。
県民の歯と口腔の健康実態と生活習慣や歯科保健行動との関係性を把握し,「第2期宮城県歯と口腔の健康づくり基本計画」(計画期間平成30年度から令和5年度)の取組状況及び各目標の最終評価並びに次期計画策定に向けた見直しに係る基礎資料を収集するもの。
宮城県が対象者に調査票を郵送,対象者は登録歯科医療機関にて口腔診査を実施し,調査票を登録歯科医療機関に提出。県が調査票を回収し,集計・分析する。
(1)自記式質問調査
全身状況及び口腔状況,生活習慣,歯科保健に関する知識,歯科保健行動等
(2)口腔診査
現在歯・喪失歯の状況(むし歯の罹患状況,喪失歯と補綴状況,歯周疾患の状況,口腔清掃状況等)
宮城県内に住民登録を行っている20歳から84歳までの住民について,5歳刻みの年齢ごとに各100名を無作為抽出
令和4年8月から12月まで(当初11月までとしておりましたが,12月まで延長しています)
調査結果は,個人が特定されない形で宮城県が集計した上で,令和5年度に県ホームページなどで公表しますとともに,県民の皆様の歯と口腔の健康づくりに関する施策検討等に活用させていただきます。
お口の健康は「食べる」ためだけではなく,全身の健康や「話す」「笑う」といったQOLにも深く関わっています。
宮城県は,「宮城県歯と口腔の健康づくり推進条例」と「宮城県歯と口腔の健康づくり基本計画」に基づいた歯科口腔保健の推進に取り組んでおります。
『推進条例』
第一条 この条例は,歯と口腔の健康づくりの推進に関し,基本理念を定め,県の責務,県民の役割等を明らかにするとともに,県の施策の基本的な事項等を定めることにより,県民の生涯にわたる歯と口腔の健康づくりに関する施策を総合的かつ計画的に推進し,もって県民の健康の保持増進に寄与することを目的とする。
基本計画は,推進条例第九条の規定に基づき,県の歯と口腔の健康づくりに関する施策を総合的かつ計画的に推進するため策定するものです。
『推進条例』
第九条 知事は,県民の歯と口腔の健康づくりに関する施策を総合的かつ計画的に推進するため,歯と口腔の健康づくりに関する基本的な計画(以下「基本計画」という。)を定めるものとする。
2 基本計画には,次に掲げる事項を定めるものとする。
一 歯と口腔の健康づくりに関する基本方針
二 歯と口腔の健康づくりに関する目標
三 歯と口腔の健康づくりに関する基本施策
四 前三号に掲げるもののほか,歯と口腔の健康づくりに関する施策を総合的かつ計画的に推進するために必要な事項
基本計画の策定に当たり県が実施した調査結果については次のとおりです。
計画策定時に目標未設定であった2項目について,令和2年12月1日に目標値を設定しました。
達成指標 |
第2期現状値 (H30) |
最新値 (R1) |
目標値 | 目標値設定の考え方 |
---|---|---|---|---|
12歳児における要治療・要精検児童生徒の受診率 |
35.7% | 39.4% | 60% | 直近の伸び率と残りの計画期間を踏まえたもの。 |
学校における昼食後の歯みがきの実施率 |
59.5% | 63.8% | 78% | 直近の伸び率と残りの計画期間を踏まえたもの。 |
県が作成した歯科口腔保健に関する資料を掲載しておりますので,学校や職場での普及啓発に御活用下さい。
宮城県オリジナルの歯みがきソングを作成しました!みんなで楽しく歯をみがこう!
宮城県石巻市出身・在住シンガーソングライター 萌江(もえ)さんが歌っています!
フッ化物洗口を楽しく実施できる洗口ソングを作成しました!音楽に合わせてブクブクむし歯予防!
県では,フッ化物洗口普及事業を実施する市町村を支援しています。
導入市町村の意見を取り入れて,より実践的なマニュアルを新たに作成しました!
これまでのマニュアルも,引き続きフッ化物洗口への理解を深めるために,活用下さい。
みやぎっ子の楽しく学ぶ『生きる力』をはぐくむ
「歯・口の健康づくり教育教材」
教育現場等での歯科口腔保健対策の実施状況をセルフチェックするための資料を作成しました。
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