「デジタル技術を活用した再生可能エネルギーの有効活用実証事業」の実施結果について
宮城県と東北電力株式会社は連携して,宮城県の各合同庁舎を実証フィールドにして,デジタル技術を活用した再生可能エネルギーの有効活用に向けた実証事業に取り組みました。この度,事業が終了し,その結果をとりまとめましたのでお知らせいたします。
1 実証期間
令和元年8月8日から令和3年3月31日まで
2 実証概要
- (1)P2P実証
将来的な実現が期待されている個人や企業間での自由な電力の直接取引(P2P:Peer-to-Peer電力取引)について,ブロックチェーン技術を活用した電源のトレーサビリティやP2P電力取引による電気料金の削減効果を検証しました。
- (2)VPP実証
地域に分散している太陽光発電設備や蓄電池などのエネルギーリソースを集約し,1つの発電所のように機能させる仕組みである仮想発電所(VPP:Virtual Power Plant)について,蓄電池の需給バランス調整機能への活用可能性のほか,蓄電池の劣化診断・電力ピークカット効果を検証しました。本実証の詳細は,下記のとおりです。
デジタル技術による再生可能エネルギーの有効活用に向けた取り組みについて(PDF:3,307KB)