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船舶職員の募集案内(先輩職員の声)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年8月9日更新

宮城県水産林政部の船舶職員(漁業取締船・漁業調査指導船)を目指す方に参考にしていただくため、先輩職員へインタビューしました!
甲板業務(航海)、甲板業務(通信)、機械操作(機関)の職種別で紹介します。

※職種、業務内容については、船舶職員の募集案内(職種・業務内容・給与の処遇改善)をご覧ください。

甲板業務(航海)

漁業取締船「うみわし」 技師(甲板業務) 平成31年度採用

採用からの経歴
年度配属先
平成31年度~

水産林政部水産業振興課 漁業取締船うみわし

  1. 現在の担当業務を教えてください。また、その仕事は県民の生活等にどのような関わりがありますか?
    漁業取締船に乗船しています。
    漁業取締船とは、違反操業や密漁の取締りを行い、水産資源の保護、漁業秩序の確立を図ることを目的として運航されている船です。
    様々な漁業が行われている宮城県内の海域でそれらの漁業が適切な時期や海域で行われるように指導・取締りを行うことが私たちの業務です。
    この漁業取締船という仕事は宮城県に住んでいても漁業に携わっていなければあまり知られていない仕事かと思います。
    しかし、密漁や違反操業を減少・防止させ宮城県の豊かな海を守るために役立っているとても重要な仕事であり、やりがいのある仕事だと感じています。
     
  2. やりがいがあった、嬉しかったというエピソードがあれば教えてください。
    取締業務を行うために必要な漁業関係の法令や規則を勉強しています。
    主に使用する関係法令として日本の漁業について定められている漁業法や宮城県内の漁業について定められている宮城県漁業調整規則などがありますが、どの法令・規則の第何条に違反していてどのような罰則があるか、ということを正しく理解していなければ業務を行うことはできません。
    覚えることが多く大変ですが、取締業務を行っていく上で重要なことなので乗組員の皆さんから指導を受けながら勉強しています。
     
  3. これまでの業務で印象に残っていることを教えてください。
    入庁して間もなく新船建造の業務に携わったことです。
    山口県下関市の造船所と協議を重ねて船内外の仕様について交渉や要望を行い、一から船を造っていくという業務を行いました。
    作業の進行状況確認のため、造船所から送られてきた写真で船の形ができ上がっていく様子を目にしたときは、想像していたよりも遥かに迫力があり驚きました。
    船が完成に近づくと海上試運転を行う際に実際に造船所へ行き、船に乗り込んで各性能試験も行いました。
     
  4. 日々、どんなことに気をつけて仕事をしていますか?
    常に緊張感を持って業務に当たることです。
    私は航海士として乗船しているので、航行中は主に見張りと船の操船を行っています。
    操船を行う際、目視で確認することはもちろんレーダー等各航海計器も活用しながら他の船舶の状況を確認しておかなければ、衝突してしまうなど重大な事故を引き起こしかねません。
    そのため巡視の際には常に緊張感を持ち、周囲の漁船がどのような漁業を行っているか、違反操業していないか注視しつつ、海洋の状況も確認しながら安全航行するように心がけています。
     
  5. 学生時代の経験が生かされていると思ったことは?
    海上での仕事なのでロープワークは日々の業務の中でもよく使います。
    私は高校時代ヨット部に所属しており、練習が始まる前にヨットを艤装するときには必ずロープを使用していたので、結び方などは授業のほかに部活動の中でも学ぶことができました。
    現在の業務の中では、係船するときや何かを固縛するときなどあらゆる場面で様々な太さのロープを使い分けています。
    その場面に応じたロープの結び方や固縛する方法について、授業や部活動を通じてしっかり学ぶことができて良かったと思っています。
     
  6. 宮城県職員を目指した理由を教えてください。
    私は気仙沼向洋高校の専攻科を卒業した後、九州のセメントタンカーの会社に就職し、約3年半の間初めて地元を離れて仕事をしていました。
    休暇をもらい帰省した際、久しぶりに地元で獲れた海産物を食べたり地元の風景を見ていると安心感が生まれ、改めて地元宮城県の良さを感じました。
    そこで地元のために働きたいと考えていたところ、宮城県で運航している漁業取締船や漁業調査指導船に乗船する船舶職員の募集があると知り志望しました。
     
  7. 宮城県職員を目指そうとしている方に一言メッセージをお願いします!
    現在、宮城県で運航している船舶は漁業取締船「うみわし」「うみたか」、漁業調査指導船「みやしお」、沿岸漁業調査船「開洋」の計4隻ありますが、退職される先輩方もおられ船舶職員の人数は年々減ってきています。
    私自身この漁業取締船という仕事は、違反操業や密漁を防止し、宮城県水域における水産資源の保護や漁業者の安全を守るため、とても重要でやりがいのある仕事だと思っています。
    職場の雰囲気は明るく、分からないことがあっても質問しやすい良い環境の中で仕事ができています。
    宮城県の豊かな海を守るために一緒に働きましょう。
    漁業取締船甲板漁業取締船甲板2

    漁業取締船甲板3

漁業調査指導船「みやしお」 技師(甲板業務) 平成30年度採用

採用からの経歴
年度配属先
平成30年度~

水産技術総合センター環境資源チーム 漁業調査指導船みやしお

  1. 現在の担当業務を教えてください。また、その仕事は県民の生活等にどのような関わりがありますか?
    漁業調査指導船「みやしお」では、海洋観測機器やトロール漁法などを用いて、宮城県の海況や資源量の調査を行っています。
    漁師の方がさらに能率的に漁ができ、また、宮城県の魚を全国の方々が安心して口にできるように様々な調査を行っています。

     
  2. 日々、どんなことに気をつけて仕事をしていますか?
    甲板員は基本的に動いて作業することが多く、また、危険が伴う仕事が多くあります。
    そのため、日々、その日学んだことを忘れないように復習を欠かさず、常に次の作業やその先を考え、自分が先頭に立ってできるよう意識しながら仕事をしています。
     
  3. 学生時代の経験が生かされていると思ったことは?
    水産高校出身ですが、授業で学んだ知識は役に立っています。
    また、体力が必要な仕事なので、運動部で付けた体力は無駄ではなかったと感じています。
    みやしお甲板1みやしお甲板4

    みやしお甲板3みやしお甲板2
     

漁業調査指導船「開洋」 技師(甲板業務) 令和2年度採用

採用からの経歴
年度配属先
令和2年度

水産技術総合センター環境資源チーム 漁業調査指導船みやしお

令和3年度水産技術総合センター環境資源チーム 漁業調査指導船開洋
  1. 現在の担当業務を教えてください。また、その仕事は県民の生活等にどのような関わりがありますか?
    漁業調査指導船「開洋」の甲板員として、海洋観測・資源調査などに従事しています。
    県民の皆さんが口にしている魚は、どこでもいつでも採れるわけではなく、魚種によって好む海域(水温や塩分濃度)があります。
    私たちの定期的な観測調査により反映されたデータを基に漁師の方が漁況を見極め漁を行っており、欠かすことのできない仕事となっています。

     
  2. やりがいがあった、嬉しかったというエピソードがあれば教えてください。
    震災以降、魚体に含まれる放射性物質が消費者に不安視されています。
    私が乗船している開洋では宮城県沿岸海域で刺網漁法による漁獲を行って、採取した魚は水産技術総合センターの研究員に引き渡し、放射性物質の測定がなされています。
    漁業をする上で、宮城県は安全な海域であるということを証明するための仕事ということに大きなやりがいと誇りを感じています。
     
  3. 日々、どんなことに気をつけて仕事をしていますか?
    船上作業は危険と隣り合わせです。
    使用する機材によっては周りを巻き込み事故なども想定されるため、周囲との連携が必要です。
    また、自分自身がどのような作業を行い、危険箇所を把握し、そのことを仲間と共有することが大切です。
    そのため、コミュニケーションが事故防止につながるとの考えから、常日頃から先輩職員との対話を図ることを心がけています。
     
  4. 宮城県職員を目指そうとしている方に一言メッセージをお願いします!
    近年続く不漁や海況変化などの要因を見つけ出すには、県が行う各調査が必要不可欠で、その調査結果が新聞や海況予報として掲載されるので、自分の仕事が宮城県の漁業のために役立っていると実感できます。
    宮城県の漁業を発展させるため、共に頑張ってみませんか。
    開洋甲板1開洋甲板2

    開洋甲板3開洋甲板4

     

    甲板業務(通信)

    漁業調査指導船「みやしお」 技術主査  平成10年度採用

    採用からの経歴
    年度配属先
    平成10年度~平成19年度

    水産研究開発センター海洋資源部 漁業調査指導船拓洋丸

    平成20年度~平成28年度水産技術総合センター企画情報部 漁業調査指導船みやしお
    平成29年度~水産技術総合センター環境資源チーム 漁業調査指導船みやしお
    1. 現在の担当業務を教えてください。また、その仕事は県民の生活等にどのような関わりがありますか?
      漁業調査指導船に関する担当業務は、無線業務で、本船の義務設備の保守管理及び通信業務を行っています。
      また、海洋観測や漁獲調査は乗組員全員で作業に従事しています。
      毎月行っている海洋観測は、漁海況情報として発信され、また、各種漁獲調査や資源調査の状況も発信され、漁業者等の貴重な情報の一つになっています。

       
    2. やりがいがあった、嬉しかったというエピソードがあれば教えてください。
      長年続いている仙台湾鯨類餌環境調査の継続とターゲットトロールの技術の確立はやりがいがあった仕事の一つです。
      みやしおで初めて行った表層トロールの成功は、本当に嬉しかったことの一つです。
      この二つの業務は、試行錯誤を繰り返し、準備の段階から苦労が多かったのですが、成功したときの喜びは格別でした。
       
    3. これまでの業務で印象に残っていることを教えてください。
      試行錯誤を繰り返し行った仙台湾鯨類餌環境調査で、ターゲットトロールを成功することができ、乗船していた2名の外部研究者から高い評価を頂きました。
      御礼として2名それぞれの海外論文に船名を入れて頂いたことは、印象に残り、嬉しかった出来事です。
       
    4. 日々、どんなことに気をつけて仕事をしていますか?
      謙虚で、すべての業務において、丁寧で確実であることです。
      それが運航や各業務の安全に繋がると思っています。
      通信
       

    機械操作(機関)

    漁業取締船「うみたか」 技師  平成9年度採用

    採用からの経歴
    年度配属先
    平成9年度~平成10年度

    水産林政部漁政課 漁業取締船うみわし

    平成11年度~平成18年度産業経済部漁業振興課 漁業取締船うみわし
    平成19年度~平成30年度農林水産部水産業振興課 漁業取締船うみたか
    令和元年度~水産林政部水産業振興課 漁業取締船うみたか
    1. 現在の担当業務を教えてください。また、その仕事は県民の生活等にどのような関わりがありますか?
      漁業取締関係について、昼夜問わず宮城県海域における磯根資源の密漁取締りや県外漁船並びに無許可漁船による漁業権侵害等の警戒及び宮城県内漁船に対する漁業秩序の維持、小型船舶等に対する救命具の着用推進指導、海難事故発生時における迅速な対応等、宮城県海域における漁船漁業の安全操業及び漁業の安定的発展のお手伝いをしています。
       
    2. やりがいがあった、嬉しかったというエピソードがあれば教えてください。
      通常巡視中に天候が悪化してきたため、沖側の巡視ではなく岸側の巡視をしていたところ、悪天候の中、島の岸側に錨泊していた小型船舶を発見しました。
      状況を確認すべく船まで数メートルの所へ近づいたところ、乗船者1名を確認したため、状況を聞いたら「機関故障で航行不能です。」とのこと。
      直ちに乗船者の安全を確保しながら近くの安全な港まで曳航することができたため、重大な海難事故にはなりませんでした。
      後日、乗組員の方からお礼の手紙が届き感謝されたことがありました。
       
    3. これまでの業務で印象に残っていることを教えてください。
      私が入庁して間もない頃、夜間勤務の度に磯根資源の密漁船に遭遇し、赤外線カメラ等で撮影しながら追跡をして船内に緊張が走ることが頻繁に起きていた時期がありました。
      宮城県海域は、アワビやウニが豊富であることもあり、このような犯罪行為があったのだと思われます。
      しかし東日本大震災後は、磯根資源の密漁船を見かけることがほとんどなくなってきましたが、現在も昼夜を問わず宮城県海域を巡視して密漁の根絶を目指しています。
       
    4. 日々、どんなことに気をつけて仕事をしていますか?
      私は機関部担当ですので、船の安全航行に関わる機関の点検整備を、出勤したら毎回行っています。
      各機関の稼働時間によっても各点検整備が決まっていますので、日々の点検整備が船の安全航行につながってきます。
      もう一つは自身の言動に細心の注意を払っています。
      取締上、言葉遣いや態度が重要で間違った対応が許されない仕事と思っているからです。
      時には厳しく、時には優しく、その場に合わせて臨機応変に対応できるように心がけています。
    5. 学生時代の経験が生かされていると思ったことは?
      私の学生時代というと、今から30数年前になりますが、当時は上下関係がはっきりしていて、上級生が言うことは絶対でしたし、なにより部活動(ラグビー部)がかなり厳しく、何度も辞めようと思いましたが、それを乗り越えたおかげで言葉遣いや態度の示し方、忍耐力など、その後の職場で生かされていると思います。

    6. 宮城県職員を目指した理由を教えてください。
      私は高校を卒業後、民間企業の漁船に乗船していましたが、結婚を機に陸上の仕事に転職を考えていました。
      しかし船の仕事が諦めきれず、陸上の仕事をしながら、その当時の石巻にある海運局に自身を登録し、自分に合うような船を探していました。
      何日か過ぎた頃、県庁職員による船員募集活動の説明を受け、私はそこで初めて宮城県に漁業取締船があることを知りました。
      後日、漁業取締船に出向き、当時の船長と面接をさせていただいたところ、船長は私と同じような経歴の持ち主であるとともに、高校の大先輩であることも分かり、ますます私の中で興味が湧きこの仕事をやってみたいと思うようになりました。
      この職場に絶大なる興味を抱かせていただいた当時の船長、県庁の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

    機関整備取締船機関1
    取締業務取締船機関2
    故障船救助取締船機関3
     

    漁業調査指導船「みやしお」 技師(機械操作) 令和3年度採用

    採用からの経歴
    年度配属先
    令和3年度

    水産技術総合センター環境資源チーム 漁業調査指導船みやしお

     

    1. 現在の担当業務を教えてください。また、その仕事は県民の生活等にどのような関わりがありますか?
      海上での調査活動において使用する機械操作、機関及び各機器の整備、航海中の機関当直が主な業務内容になります。
      私たちの調査活動で得られた情報が宮城県の水産業に関わる方々の手助けとなっています。

       
    2. やりがいがあった、嬉しかったというエピソードがあれば教えてください。
      実際に使用している機械の整備作業を行ったことは,学生時代に学んだ知識だけでは得られない経験となりました。
      何より自分が整備に携わった機械が正常に作動していることが確認できたときにやりがいを感じました。
       
    3. 日々、どんなことに気をつけて仕事をしていますか?
      船という不安定な環境の中でロープやワイヤー、漁網など大きな力が加わるものを扱う作業が多いので、自分の身を守ることはもちろん、周囲の人たちにも怪我をさせることのないよう常に安全第一での作業を心がけています。
      また、航海中の当直業務中は、乗組員全員の命を預かっているという責任感を持って行うようにしています。
       
    4. 学生時代の経験が生かされていると思ったことは?
      学校では、海技士免許の取得に向けて勉強していたので、基礎的な知識や簡単なロープワーク等は実際に活かせていると思います。
       
    5. 宮城県職員を目指した理由を教えてください。
      実家が気仙沼にあり、漁師である父と祖父の姿を見て、自分もいつかは海に関わる仕事に就きたいと幼い頃から思っていました。
      学生時代に恩師から漁業調査指導船の仕事があると教えて頂き、学校で学んだことを活かしながら宮城の漁業を支える仕事ができると考え宮城県職員を目指しました。
       
    6. 宮城県職員を目指そうとしている方に一言メッセージをお願いします!
      宮城の主要な産業である水産業を支えるとてもやりがいのある仕事です。
      わからないことも経験豊富な先輩方から実践的に指導してもらえるので、自分の技術を磨いていくことができます。
      私自身、入庁してからまだ日が経っていませんが、この漁業調査指導船「みやしお」の配属になって良かったと思います。
      皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
      みやしお機関1みやしお機関2

      みやしお機関3みやしお機関4

       

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