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水産技術総合センター/漁業調査指導船 業務内容

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年2月6日更新

 当センターでは、みやしお(199t)、開洋(19t)の2隻の漁業調査指導船が配置されており、最新の調査機器を装備して海洋観測、資源調査等を行っています。

漁業調査指導船の主な運行経過

漁業調査指導船の運行経過(平成29年10月~12月)
  みやしお開洋
10/5~10/6沿岸定線調査10/4仙台湾貧酸素調査
10/5ヒラメ新規加入量調査
10/6女川湾採泥調査
10/13サンマ資源調査10/10仙台湾貧酸素調査
10/12~10/13マアナゴ漁獲調査(ハモ胴100本)
10/26~10/27サンマ資源調査10/17仙台湾貧酸素調査
10/25仙台湾貧酸素調査
11/2サンマ資源調査11/6~11/7浅海定線・大型クラゲ調査
11/10新規加入量(ヒラメ)ソリネット曳
11/13~11/14沿岸定線調査11/13~11/14マアナゴ漁獲調査(ハモ胴100本)
11/27~11/28浅海定線調査11/27~11/28浅海定線調査
12/5~12/25一般整備工事ドッグ12/4シスト調査
12/6~12/12一般整備工事ドッグ

沖合定線調査/沿岸定線調査/浅海定線調査

 宮城県をはじめとした東北太平洋側沿岸は、南から流れてくる黒潮、北から流れてくる親潮が混ざり合う海域(混合域)です。

 暖かい黒潮と栄養豊富な親潮が混ざり合うことで豊かな海となり、世界有数の漁場となっていますが、黒潮・親潮から分離した暖水塊や冷水塊が絡み合う複雑な海域でもあります。

 多くの魚種において、漁場の形成は海況の影響を受けます。このため刻一刻と変わる海況を定期的に観測することは非常に重要です。

 このため、沿岸定線調査(毎月)、浅海定線調査(毎月)及び沖合定線調査(年2回)を行い、結果を漁海況情報として取りまとめ提供しています。

 また、これらの観測データは他県や各研究機関とも共有され、海況予報などに役立っています。

調査点

調査点の位置図

調査点の位置図

◎:沖合定線調査の調査点(12点)
 観測する水深 0、10、20、30、50、75、100、150、200、300、400、500m(12層)
○:沿岸定線調査の調査点(18点)
 観測する水深 0、10、20、30、50、75、100、150、200、300、400m(11層)
●:浅海定線調査の調査点(17点)
 観測する水深 0、5、10、20、30、50、75、100m(8層)

調査項目

  1. 海洋物理観測
    水温、塩分、透明度、水色
  2. 海上気象観測
    天候、雲量、気温、風向、風力、気圧、波浪、うねり
  3. 生物観測
    プランクトン、卵稚仔採集、魚群分布等調査

観測機器を海中に投入しようとしている様子  プランクトンの採集

資源調査

 水産物の資源量は年により変動があることから、沿岸資源の漁期前調査や、回遊する資源の来遊調査等実施し、資源量や漁場の把握に努めています。

サンマ資源調査

表層トロール  サンマ調査の様子

サンマが北海道沖から宮城県沖に南下する10月から11月に、表層トロールによる資源調査を実施しています。

漁業調査指導船の沿革

明治33年 7月  帆船指導船「凌遠丸」竣工。

明治44年 5月  遠洋漁業指導機帆船「東華丸」竣工。

昭和  2年  7月  指導機帆船「大東丸」竣工,気仙沼分場に配属。

昭和  2年  9月  機帆船「宮城丸」竣工,気仙沼分場に配属。

昭和  9年 3月  気仙沼分場から指導船「大東丸」を移管。

昭和  9年 4月  県水産課から漁業監視船「隼丸」を移管。 

昭和35年 8月  沿岸調査船「白鷹(11.45トン)」竣工。(~昭和47年9月)

昭和41年 6月  漁業指導船「新隼丸(88.98トン)」竣工。(~昭和55年2月)

昭和47年  3月  漁業調査指導船「うみたか(13.45トン)」竣工。(~昭和63年4月)

昭和54年10月  漁業調査指導船「新大東丸(145.02トン)」竣工。(~平成9年3月)

昭和63年 3月  漁業調査船「開洋(16トン)」竣工。(~平成22年11月)

平成  9年 3月  漁業調査指導船「拓洋丸(120トン)」竣工。(~平成26年3月)

平成22年11月  漁業調査指導船「蒼洋(19トン)」竣工。 (~平成23年3月)

平成23年 3月  東日本大震災により,漁業調査指導船「拓洋丸」は一部破損,「蒼洋」は沈没。

平成25年  3月  漁業調査指導船「開洋(19トン)」竣工。

平成26年  3月  漁業調査指導船「みやしお(199トン)」竣工。