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傷ついた鳥・獣を発見した時に確認いただきたいこと,また,協力いただきたいこと

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月17日更新

1 傷ついた鳥・獣の状態を確認する

 出血や骨折が明らかか,うずくまったままずっと動かないかなどの場合は救護が必要です。

 なお,同じ場所に大量に弱った鳥がいたり,死んでいる場合には,鳥インフルエンザウイルス等に感染している可能性もありますので,すぐに県地方振興事務所(→連絡先)までお知らせください。

 

救護の必要のない例:巣立ちビナ

 救護の必要がない例としては,地面に鳥のヒナが落ちていた場合があります。飛行訓練中のヒナが地面などで一休みしていると,人間には「弱ったヒナ」に見え,助けてあげなくてはと思いますが,これではせっかくの飛行訓練の邪魔になってしまいます。そっとしておいてあげましょう(→詳しくは鳥のヒナを拾った方へ)

 

2 県地方振興事務所に相談する

 発見場所の市町村を担当する県地方振興事務所(→連絡先)に相談してください。

 

 なお,夜間や休日など連絡がとれない場合は,対応可能な救護機関(→連絡先)に相談するか,可能な範囲での応急対応をお願いします。

 

3 捕獲や搬送を協力いただける場合,又は,やむを得ず応急対応する場合

(1)捕獲

 人間が捕まえようとすると,野生鳥獣は怖くて逃げようとして暴れます。

 捕まえる際には,思わぬケガをしないためにも,十分な注意が必要です。

 また,野生の鳥獣は何らかの病原体を持っていることがあります。

 過度な心配は無用ですが,素手で触ることは極力避け,軍手などを使用するとともに,近づいたり,触ったりした後は,手洗い,うがいを必ずしてください。

捕まえ方

  • 小鳥類は,圧迫しない程度に上から胴をつかみます。
  • 小鳥よりも大きなものは,たも網などを使用します。
  • 頭に布などを被せて視界を遮ることで,おとなしくなることもあります。

 

 ただし,捕まえる際には,決して無理はしないでください。

 大型のものなど,捕獲に危険を感じたら,県地方振興事務所(→連絡先)まで連絡してください。

 特に,以下の鳥獣については注意が必要です。

 

  • 猛禽類
    クチバシが危険なのはもちろんですが,鋭いツメのついた脚は掴む力が非常に強く,一度掴まれると大きなケガにつながります。
  • サギ類
    首が想像以上に伸び,目を突いてくることもあります。段ボール箱等に収容後も中を覗いたりしないでください。
  • 獣類全般
    力が強く,キバ・ツメ等が鋭いです。

 

 捕まえることができたら段ボール箱等に入れ,「暖かく,暗い」状況を作って下さい。鳥獣たちに安心感を与えます。

 暖かくするには,お湯を入れたペットボトルをタオルで巻いて,傷病鳥獣を入れた箱に入れる方法があります。このとき,熱すぎる場合に遠くに離れられるくらいのスペースは確保してください。

 

(2)応急対応の事例

鳥が窓ガラスにぶつかって気を失っているときの対応

 窓ガラスにぶつかった鳥のほとんどは脳しんとうを起こして動けずにいます。出血などケガさえなければ,暖かくしてあげて1時間ほど経過すると,回復して飛び去っていきます。

 

コウモリが地面に落ちていて動かないときの対応

 春から秋に掛けての寒い日には,コウモリが地面に落ちていて動かないでいることがあります。

 このとき,外傷も見当たらず,羽も不自然な形で折り曲がっていないようであれば,体温が低下して動けない状態であることが考えられます。こんなときは・・・

(1) コウモリは暗い状況を好むので,段ボール箱等に入れて暗所をつくってください。

(2) このとき,お湯を入れたペットボトルをタオルで巻いたものを入れて,体が温まるようにしてください。

(3) コウモリは人間のにおいがつくことを嫌がりますので,衛生面からも軍手等をして作業をしてください。

  体が温まり,日が落ち暗くなってくると,そのうち飛んでいきますので,そっと見守ってあげてください。

 

(3)搬送

 救護機関(→連絡先)まで事前に電話連絡した上で搬送してください。