ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ組織でさがす自然保護課宮城県レッドリストの公表について

宮城県レッドリストの公表について

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年3月30日更新

「宮城県の希少な野生動植物-宮城県レッドリスト2021年版-」の公表について

1 レッドリスト作成の経緯・目的

 レッドデータブックやレッドリストを作成することは,本県の自然環境を象徴する貴重な存在である野生動植物の現状を十分に把握し,緊急に保護することが必要な野生動植物種を明らかにして,野生動植物の保護・保全に資するため,ひいては「生物多様性の保全」のための基礎的資料として活用することを目的とするものです。

 平成3年に環境庁(当時)は,「日本の絶滅のおそれのある野生生物-レッドデータブック-(脊椎動物編・無脊椎動物編)」を発刊しました。この資料は現在の日本国内での希少野生生物保護に資する基礎的な資料として,全国的に多くの場で活用され,また,「レッドデータブック」という名を広めた先駆的役割を果たしました。さらに,平成3年以降,随時掲載種の見直しが行われ,レッドリスト(レッドデータブック掲載種名をリストにまとめたもの)として公表されてきました。

 

2 宮城県レッドリストについて

 

 県では,平成8年度から平成12年度の5か年に「希少野生動植物保護対策事業」として県内に生息する動植物の分布状況を調査し,絶滅のおそれのある動植物をまとめた「宮城県の希少な野生動植物-宮城県レッドデータブック-」(以下,「県レッドデータブック2001」という。)を平成14年3月に刊行しました。

 また,平成19年度から県レッドデータブック掲載種の見直し作業を進めてきましたが,東日本大震災が発生して沿岸部を中心に自然環境が大きく変化したため,沿岸部を含めた震災直後の緊急調査結果を反映させた「宮城県の希少な野生動植物-宮城県レッドデータブック-」(以下,「県レッドデータブック2016」という。)を平成28年3月に刊行しました。

 しかし,希少野生動植物の状況はその後も日々変化しており,東日本大震災以降は特に著しいものがあり,引き続き,県レッドデータブック掲載種の見直し作業を進めてきましたが,震災から10年目を迎え,先の県レッドデータブック2016の発行から5年目となる機会に、これまでの調査結果を踏まえて,レッドリストを改訂し,「宮城県の希少な野生動植物-宮城県レッドリスト2021年版」(以下,「県レッドリスト2021」という。)として取りまとめました。

 レッドリストへの掲載は,捕獲規制等の直接的な法的効果を伴うものではありませんが,広く情報を提供することにより,様々な場面で多様な活用が図られることが期待されます。

 植物では,(1)植物(維管束植物・蘚苔類),(2)植物群落,動物では,(3)哺乳類,(4)鳥類,(5)両生類,(6)爬虫類,(7)汽水・淡水魚類,(8)昆虫類,(9)海岸地域の無脊椎動物類,(10)淡水産貝類の計10分類群について作成しています。

 

3 カテゴリー区分(説明)について [PDFファイル/142KB]

 

4 今回の見直しで明らかになった点について

  全体として明らかになった点の概要は,以下のとおりです。

  •  「絶滅のおそれのある種(絶滅危惧1類(CR+EN)及び絶滅危惧2類(VU)に選定された種)」の総数は,10分類群合計で,県レッドデータブック2016では543種でしたが,県レッドリスト2021では615種となり72種増加しました。鳥類や汽水・淡水魚類,海岸地域の無脊椎動物類などの追加といった事情はありますが,本県の野生生物が置かれている状況は依然として厳しいことが明らかになりました。
  • 県レッドデータブック2016は、東日本大震災からわずか5年しか経過しておらず、震災直後ということもあって調査の不十分な地域や分類群もあり,自然環境の回復がいまだ不安定な中での選定結果でしたが,その後の5年間における調査結果により,県レッドデータ2021では,カテゴリーの指定が数多く見直されています。

5 主な種のカテゴリー(ランク)とその変更理由

 ※データ整理中のため,後日公表いたします。

6 今後の対応

 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保全は重要な施策であり,生物多様性条約COP10(平成22年10月)で採択された愛知目標においても,その1つに「2020年までに既知の絶滅危惧種の絶滅及び減少が防止され,また特に減少している種に対する保全状況の維持や改善が達成される」ことが位置づけられており,当該目標の着実な達成に向けて保全の取組を体系的・計画的に進める必要があります。

 県では,新たなレッドリストについて広く普及を図ることで,絶滅のおそれのある野生動植物の種の保全への県民の理解を深めるとともに,関係機関等に配布することにより各種計画における配慮等を一層促す予定です。

 また,今後,震災後の希少野生動植物の状況把握に努めるとともに,必要な保護対策について検討する考えです。

県レッドリスト2021

第1章 県レッドリスト2021の公表にあたって(県希少野生動植物保護検討会会長) [PDFファイル/234KB]

表1:カテゴリー別掲載種数 [PDFファイル/132KB]

第2章 改訂レッドリスト掲載種(各分類群ごとのレッドリスト)

植 物 維管束 [PDFファイル/1.26MB] 維管束 [Excelファイル/347KB]  蘚苔類 [PDFファイル/143KB] 蘚苔類 [Excelファイル/16KB]

哺乳類 [PDFファイル/119KB] 哺乳類 [Excelファイル/14KB]

鳥類 [PDFファイル/187KB] 鳥類 [Excelファイル/17KB] 

両生類 [PDFファイル/81KB] 両生類 [Excelファイル/13KB] 

爬虫類 [PDFファイル/64KB] 爬虫類 [Excelファイル/12KB] 

汽水・淡水魚類 [PDFファイル/142KB] 汽水・淡水魚類 [Excelファイル/16KB]

昆虫類 [PDFファイル/512KB] 昆虫類 [Excelファイル/30KB]

海岸地域の無脊椎動物類 [PDFファイル/262KB] 海岸地域の無脊椎動物類 [Excelファイル/20KB]

淡水産貝類 [PDFファイル/82KB] 淡水産貝類 [Excelファイル/13KB]

植物群落 単一群落 [PDFファイル/332KB] 群落複合 [PDFファイル/210KB] 植物群落(単一,複合) [Excelファイル/25KB]


Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)