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平成21年12月17~18日,(社)日本施設園芸協会の受託研究で,当研究所が実施中の「脱石油イノベーション創出事業」の「太陽熱を利用した蓄熱保温システムの確立」に関する現地検討会を開催しました。
初日は,中心となる試験施設において太陽熱蓄熱システムとトマト低段密植栽培状況の調査を行った後,会議室で研究内容の検討を行い,評価委員から貴重な意見やアドバイスをいただきました。 これらを参考にしながら本システムの実用化に向けた畜放熱能力や能率の把握,最適な制御方法や導入コストなどを明らかにしていく計画です。
2日目は,バラからトルコギキョウへの品目変更や省エネ技術を導入して花き生産に取り組む白石市の「紺野農園」,空気膜二重構造によりイチゴの省エネ栽培に取り組む七ヶ宿町の「(有)杜のイチゴ」(園主山口氏),生ゴミからメタン発酵ガスを用いたコジェネシステムによる暖房温室に取り組む白石市の「白石シリウス」の3カ所において,省エネや環境対策への取り組みに関する現地調査を実施しました。
(平成22年1月18日掲載)
【太陽熱蓄熱保温システムによるトマト低段密植栽培ハウス(農園研)】
【山口委員長(左)に説明する吉田技師(農園研)】
【トルコギキョウ栽培省エネハウス(白石市)】
(説明は,大河原普及センター佐々木技術主査)
【空気膜二重構造によるイチゴ省エネ温室(七ヶ宿町)】
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