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平成21年9月8~9日,「夢メッセみやぎ」を会場に,(社)日本施設園芸協会主催による,「施設園芸新技術セミナー」が開催されました。本セミナーでは,原油価格に左右されにくい安定した施設園芸経営の実現を図ることを目的として,新技術の講演やプレゼンテーション等が行われ,本研究所からは2人の研究員が講演をしました。
岩崎主任研究員は,「バラ栽培におけるヒートポンプ環境制御の秘訣」と題し,バラの養液栽培施設にヒートポンプと石油燃焼加温装置を組み合わせたハイブリッド型加温システムを導入して,燃料費を抑えるとともに,ヒートポンプの暖房と冷房をうまく組み合わせてハウス内の湿度を下げ,バラの品質向上を実現した技術を紹介しました。
相澤副主任研究員からは,「これは楽だ!施設園芸軽労化の最新技術」と題し,農作業の省力軽労化のために開発している中腰補助装置,作業補助イス,ホウレンソウ袋詰め装置,ファン付き作業着,作業姿勢評価システム開発等の紹介を行いました。
(平成21年9月15日掲載)
【バラ栽培におけるヒートポンプ環境制御技術について講演する岩崎主任研究員】
【施設園芸軽労化の新技術について講演する相澤副主任研究員】
【同時に開催された施設園芸機器資材展の様子】
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