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畜産試験場が造成した系統豚『しもふりレッド』および『ミヤギノL2』の利用推進と飼養管理技術の向上を図るために,「系統豚利用技術研修会を平成21年11月4日(水曜日)大河原地域,13日(金曜日)大崎地域,16日(月曜日)石巻地域,17日(火曜日)栗原地域,20日(金曜日)登米地域で開催しました。
研修会では,『ミヤギノL2』の産肉能力や繁殖成績,飼養管理上の注意点および大ヨークシャー種や『しもふりレッド』との交雑豚の能力について,『しもふりレッド』ではこれまでの飼養管理マニュアルの改善点について説明するとともに,新たに人工授精用精液を配付する種豚を写真で紹介しました。また現在,畜産試験場で行っている飼料米給与試験等の状況についても説明しました。
各地域を回ることにより,『ミヤギノL2』や『しもふりレッド』を飼育している現場の声を直接聞く大変貴重な機会となり,意見交換会ではうれしい声や厳しい意見等もいただくなど,有意義なものとなりました。
なお,現在養豚業界でも浸透している飼料米給与についても関心が高く,今後,これらの声を元に,系統豚のさらなる改良を図るとともに,試験研究成果を広く迅速に伝えていきたいと考えています。
(平成21年12月16日掲載)
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