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キュウリ褐斑病は,葉に中央が灰褐色の不規則な病斑を作り,症状が進むと葉が枯れてしまう病害です。県内では抑制栽培キュウリで発生が多くみられます。
防除は主に薬剤により行われていますが,農家から薬剤を散布しても効きが良くないので,耐性菌が発生しているか調べてもらいたいとの要望がありました。
そこで,県内のいくつかの圃場から褐斑病菌を採取して耐性菌を検定した結果,ゲッターの1成分(チオファネートメチル),カンタスドライフロアブル,アミスター20フロアブル等のストロビルリン系薬剤の防除効果が劣る耐性菌が発生していることが確認されました。
検定結果は,圃場や地域によって異なり,県内すべてに当てはまるものではありませんが,防除する場合は同じ系統の薬剤を連続して使用しないでください。
(平成21年11月20日掲載)
【感受性菌:薬剤の防除効果が低下していない菌】
【耐性菌:薬剤の防除効果が低下している菌】
【褐斑病が多発した圃場】
【褐斑病の胞子】
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