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令和7年5月21日(水曜日)、丸森町大張地区の「大張沢尻棚田」において、宮城県伊具高等学校の生徒による毎年恒例の田植え実習が行われました。この実習は、田んぼの保全活動や中山間地域農業の苦労を学ぶために同校が取り組む農業体験実習の一環として行われているもので、農学系列の生徒を対象に、令和2年度から毎年実施されています。
初夏を感じさせる陽気の中、多くの関係者に見守られながら、2・3年生合わせて8人が田植え機を使った作業に取り組みました。生徒たちは、棚田を管理する「大張沢尻棚田集落協定」の農家の皆さまの手ほどきを受けつつ、先輩と後輩とで協力し合いながら、丁寧に作業を進めていました。
大張沢尻棚田は、農林水産省「つなぐ棚田遺産」にも認定されている、石積み畦畔が特徴の美しい棚田です。また、伊具高等学校をはじめ、地元住民や多くの関係者の連携による棚田保全活動が活発に行われています。当部ではこれからも棚田振興に係わる様々な取組を取材し、県の広報媒体を通じ情報発信してまいります。
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