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治山施設を巡る旅

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年3月23日更新

こちらのページでは, 山地の崩壊地の復旧などのために設置した治山施設について紹介します。

No1. 用水沢(色麻町)

施工目的

平成23年9月21日の台風15号による豪雨により,山腹の崩壊が発生しました。さらに,約250m流下した土砂が堆積して,崩れやすい状態となり,下流にある農地に土砂が流下する危険がありました。    
 

山腹崩壊時の状況

山腹崩壊時の状況写真

崩壊土砂の堆積状況写真

崩壊した土砂が積み重なった状況写真

事業概要

崩壊の拡大と土砂の流出を防止するために,以下の工事を実施しました。

  • 崩壊した斜面を整形して,土留工で土をおさえ,筋工や伏工(植生マット)で緑化する工事(山腹工)。
  • 崩壊して堆積した土砂が下流に移動しないようにするため,治山ダムを設置する工事(渓間工)。

なお,施工した工種については,以下のとおりです。
山腹工
山腹基礎工 

  • 土留工(コンクリート)1基  H=1.5m,L=7.5m,V=4.7㎥
  • 水路工(植生土のう L=30.6m

山腹緑化工

  • 木柵工(丸太) L=44.0m
  • 筋工(丸太) L=56.5m
  • 伏工(植生マット) A=0.08ha

渓間工
治山ダム工

  • 谷止工(コンクリート)1基  H=4.5m,L=29.5m,V=194.9㎥

完成

平成25年12月20日に工事が完了しました。下の完成写真は,それぞれ「施工目的」の状況写真と同じ位置から撮影したものとなっています。

 山腹工完成写真  
  山腹工完成写真 

 渓間工完成写真  

 渓間工完成写真             

治山施設の特長

通常は,早期緑化を図るために,種子が入った植生マットを使用しますが,ここでは,周囲に種子を供給する樹木があったので,種子の入ってない植生マットを使用しています。種子の入ってない植生マットを使用することで,周囲の環境と調和した植生で復旧することが可能になります。

完成から9ヶ月後の山腹の写真
完成から9ヶ月後の山腹の写真