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令和7年12月10日に、農業土木コース1学年を対象とした「小牛田農林高等学校農業農村整備事業学習会(講義・ワークショップ)」を開催しました。
この学習会は、農業土木を学ぶ学生に対し、農業農村整備への理解を深め、学校での学習や進路選択へ役立ててもらうため行うものです。北部地方振興事務所農業農村整備部が平成18年度から毎年開催しており、今年で20年目になります。
6月に開催した学習会では、二ツ石ダムや桑折江頭首工の見学や色麻町農業伝習館にて世界農業遺産について学びましたが、今回は講義及びワークショップを行いました。
当部の若手職員が講師を務め、「農業農村整備とは何か」や「農地整備事業の効果」について説明しました。
また、小牛田農林高等学校OBである職員からは、「農業土木技師のお仕事」と題して、現在取り組んでいる業務や入庁してから感じたことなどについて説明しました。

生徒の皆さんは、先輩が農業土木職員として日々どんな業務に取り組んでいるのかを知ることができました。
ワークショップでは「農業・農村をたくさんの人に知ってもらうためには」というテーマについて、以下のStepを設け、生徒の皆さんで話し合いました。
Step1「現状や課題」
Step2「解決策」
Step1では、多くのグループが「高齢化」や「人手不足」を挙げていました。
Step2では、「SNSを使って若者向けに発信する」、「農業体験で楽しんでもらう」や「授業などで農業に触れる機会を増やす」といったアイデアが出ました。

ワークショップ中は、出たアイデアに対して質問したり、1つのアイデアに対して新たなアイデアが生まれたりと、熱心に取り組む様子が見られました。
学習会後のアンケートでは、グループで話し合うことによって別の視点を知ることができ、農業に対する考えが深まったとの感想が寄せられました。
この学習会が、生徒の皆さんにとって進路選択の一助となれば幸いです。
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