地理空間情報の活用促進について
国土交通省国土地理院と締結している「地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定」について
- 宮城県と国土交通省国土地理院は,それぞれが保有する地理空間情報※の相互活用を促進するため,「地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定」を締結しております。
- 本協定の締結により,地理空間情報の相互活用及び情報・技術等の提供に関して,連携・強化が図られるとともに,災害対応などにおいても迅速かつ効果的な防災・減災に向けての協力が強化されることで,県民の利便性の向上および安全・安心な地域社会づくりに寄与するものです。
- なお,本県の協定締結は,全国の都道府県では12番目,東北6県では一番最初に行われました。
※地理空間情報とは,緯度・経度などの座標や住所などによって位置や領域が特定できる情報のことで,地形図,標高データ,空中写真やそれらに付随するデータなどを指します。
1 協定締結式
- 月日:平成24年11月16日
- 場所:宮城県行政庁舎4階庁議室
- 出席者:国土地理院長,宮城県知事 ほか
2 協定の概要
- 地理空間情報の相互活用:国土地理院と本県がお互いに保有する地理空間情報の相互活用を行い,連携・協力を強化する。
- 災害対応の協力:災害対応及び防災訓練等において相互に情報の共有を図り,迅速かつ効果的な防災・減災の推進に協力する。
- 技術支援:地理空間情報の相互活用の推進に役立つ技術等の活用について,相互に支援する。
協定イメージ図(PDF:351KB)
3 協定締結のメリット及び活用例等
- 国土地理院が保有する基盤地図情報や地形図等の様々な地図データを入手することができるようになり,浸水範囲を想定した地図や土砂災害対策等のハザードマップの作成,防災計画等の作成に活用することができます。
- 災害対応時において,国土地理院から被災後の空中写真や標高データ等の迅速な提供を受けることができ,被災状況の把握や災害復旧等の効率化に活用することができます。