松島は、古から和歌に詠まれた「歌枕」の地。俳聖・松尾芭蕉が紀行文「おくのほそ道」で「松島の月先（まづ）心にかかりて」と記したほど。日本三景の一つで、大小260余りの島々の景観は素晴らしく、五大堂周辺を散策しながらこの地の歴史や文化を感じることもできます。岸壁に沿って飲食店や土産品店が並ぶにぎわいは東北随一の観光地ならでは。時間があれば、瑞巌寺や円通院もぜひ訪ねたい名所です。

所在地：松島町松島字町内98-1
電話番号：022-354-2618（松島観光協会）

チェックポイント

松島遊覧復興語り部クルーズ

　日本三景・松島を巡る観光船で、震災復興の歩み、防災・減災のアドバイス、人と人との繋がりの大切さなどのお話を聞くことができます。（要予約、団体向けのみ）
所在地：松島町松島字町内98-1
電話番号：022-354-3453（丸文松島汽船(株)）

伝承エピソード

島々がまちと人々を津波から守った

　松島海岸一帯は、震災での津波被害が他地域より少なく、国宝の瑞巌寺や海辺にある五大堂も無事でした。これは松島湾の地形と、多くの島々が津波を軽減したためと考えられています。

　JR松島海岸駅に隣接し、2020年にオープンした観光施設で、1913年（大正2年）に開業した「松島パークホテル」の十角三重塔が忠実に再現されています。松島湾を模した「離宮庭園」を囲み、観光案内、飲食・物販店、博物館などがならび、様々な体験イベントも実施されています。屋上からの松島景観も見事で、バーベキューを楽しむこともできます。

所在地：宮城郡松島町松島字浪打浜18番地
電話番号：022-355-0330

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　塩竈市は、古代から人々の崇敬を集める「鹽竈神社」と、国際拠点港湾「塩釜港」で知られるまち。港町独特の食と文化が息づいています。特に、「三陸塩竈ひがしもの」のブランドで有名な、生鮮まぐろの水揚げは日本有数で、「寿司のまち」としても有名です。市内に多くある寿司店では、四季折々の新鮮な海の幸を味わうことができます。塩釜水産仲卸市場や、塩竈市津波防災センターもぜひ訪れたいポイントです。

電話番号：022-362-2525（塩竈市観光協会）

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　古くから米を作付けしていた多賀城市。その歴史的背景を受け、現在市内の生産者によって稲の原種に近いといわれる古代米が栽培されています。紫色で栄養豊富な古代米の食のブランド「しろのむらさき」は、お土産に最適。真空パックの古代米を始め、古代米ロールケーキや古代米酒「おもわく姫」、和洋菓子などの商品が作られています。

所在地：多賀城市中央2丁目7-1（JR多賀城駅構内）
電話番号：022-364-5901

　常設展や企画展など、震災を知り学ぶための場であるとともに、津波により大きな被害を受けた仙台市東部沿岸地域への玄関口となっています。

所在地：仙台市若林区荒井字沓形85-4　(地下鉄東西線荒井駅舎内)
電話番号：022-390-9022

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　被災した校舎を、極力ありのままの姿に保存し、被災直後の写真展示等で津波の威力や脅威を後世に伝えていきます。また、荒浜地区の歴史や文化、思い出なども展示しています。

所在地：仙台市若林区荒浜字新堀端32-1
電話番号：022-355-8517

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　一年中フルーツ狩りができる観光果樹園です。イチゴ、リンゴ、ブルーベリーなど８品目156品種が栽培されており、季節によっては複数のフルーツ狩りが可能です。

所在地：仙台市若林区荒浜新2丁目17-1
電話番号：022-390-0770

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　防災集団移転跡地を活用し、再び地域の人々が集えるやすらぎ空間を目指して、食・農・温泉の「地産地消」複合施設として開設されました。

所在地：仙台市若林区藤塚字松の西33-3
電話番号：022-355-2181

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