トップページ > くらし・環境 > 生活衛生 > その他の生活衛生 > けし、大麻について(塩釜保健所黒川支所)

掲載日:2023年12月19日

ここから本文です。

けし、大麻について(塩釜保健所黒川支所)

「植えてはいけないけし」情報提供のお願い

ケシ科の植物は、春から夏にかけて、赤や橙、薄紫など色鮮やかな花を咲かせます。一般にポピーと呼ばれる園芸品種など植えてもよいけしが多数ですが、中には麻薬の原料となる「植えてはいけないけし」もあります。

この「植えてはいけないけし」であるソムニフェルム種、セティゲルム種などは、花の色や形で見分けることは困難ですが、葉と茎に次のような特徴があります。

  1. 葉が茎を抱き込むような形になっている。
  2. 葉の切れ込みが浅い。
  3. 茎に毛が少ない。
  4. 葉や茎がキャベツの葉のような白味を帯びた緑色をしている。

けし「植えてはいけないけし」は、自生・栽培することが法律で禁止されています。見かけた場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

大麻について

大麻は、その茎から丈夫な繊維がとれるので、昔から繊維をとる植物として栽培・利用されてきました。しかし、現在、日本では無許可の栽培や所持等は法律で禁止されています。

大麻の見分け方

  • 大麻は、春から夏にかけて生育し、成長が早く、大きいものは草丈が3mにもなりますが、種子をつけた後は枯れてしまいます
  • よく成長した茎は太くまっすぐに立ち、浅い縦すじが通っています。

大麻全体像画像

  • 葉は細長い柄の先に、3~9枚(通常は奇数)の小葉が集まって手のひらのような形になっています。
  • 葉全体の大きさは10~20cmです。
  • 葉脈は規則正しくほぼ等間隔に細かく入り、はっきりしています。
大麻葉画像

大麻と間違われやすい植物

「麻」と名のつく植物は、大麻以外にも亜麻(リネン)、苧麻(ラミー)、黄麻(ジュート)など多数あります。このうち、大麻と間違われやすい植物として、葉の形が似ている洋麻(ケナフ)がありますが、ケナフの葉は基部まで深く切れ込んでおらず、黄色または薄い黄色の大きな美しい花を咲かせます。

大麻とケナフ比較画像

 

お問い合わせ先

仙台保健福祉事務所黒川支所(塩釜保健所黒川支所)食品薬事班

富谷市ひより台二丁目42-2

電話番号:022-358-1111

ファックス番号:022-358-1110

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

information retrieval

このページに知りたい情報がない場合は