望ましい就労環境の実現へ向けた自己点検シート

宮城県農業・園芸総合研究所

望ましい就労環境の実現へ向けた自己点検シート（PDF：580KB）

情報経営部経営チーム,TEL:022-383-8119

研究の目的

農業においても「働き方改革」に向けた取り組みが求められています。しかし,農業法人等における就労環境の実態は明らかとなっておらず,また,必要な就労環境改善事項の把握は容易ではありません。
このため,農業法人の経営者が自社の就労環境を自己点検し,経営改善の参考とするためのツールとして,「就労環境自己点検シート」を作成しました。

研究成果

「就労環境自己点検シート」（以下,点検シート）は,自己点検チェックリスト（シート1）,結果表示（表,レーダーチャート）（シート2）,事例紹介の3つのシートで構成されています。
シート1のチェックリストは,45項目で構成されており,5段階評価で回答をクリックすることで,点数が自動集計されます。シート2のレーダーチャートでチェックした結果を従業員数別,売上高別及び主たる作目別の事業者平均と比較することができます。事例紹介では,優良事例の聞き取り調査等から得られた就労環境の改善に資する取り組み例が記載されており,改善へ向けた参考とすることができます。

図1シート1（チェックリスト抜粋）

図2シート2（レーダーチャート等）

利活用の留意点等

点検シートは表計算ソフト（Microsoft社Excel2016）で作成されており,電子ファイルは,宮城県農業・園芸総合研究所情報経営部より入手可能です。
シート2の事業者平均値のデータは,令和3年度のアンケート調査で得られた30事業者の平均値となります。

より詳しい内容は「普及に移す技術」第97号（令和4年発行）「望ましい就労環境の実現へ向けた就労環境自己点検シート」をご覧ください。

普及に移す技術第97号/普及技術8「望ましい就労環境の実現へ向けた就労環境自己点検シート」