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掲載日:2023年2月17日

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ガン・カモ類生息調査を実施しました。(令和5年1月調査)

令和5年1月12日(木曜日)に,令和4年度宮城県ガンカモ類生息調査(2回目:渡来最盛期)が実施されました。

宮城県では,国内に飛来するガン類の8割が飛来する伊豆沼や蕪栗沼などの有数な渡り鳥の飛来地を有しており,渡り鳥の生態や生息状況を把握するため,毎年11月,1月,3月の計3回の調査を実施しています。

当管内においても,河川・海岸及びため池など39地点(気仙沼市24箇所,南三陸町15箇所)を職員及び自然保護員の計8名で実施しました。調査結果の方は以下の通りです。

調査日 区分 ガン類 ハクチョウ類 カモ類
令和5年1月12日 全県 282,414羽 18,303羽 57,572羽 358,289羽
気仙沼管内 301羽 159羽 1,199羽 1,659羽
令和4年1月13日 全県 187,189羽 16,241羽 53,768羽 257,198羽
気仙沼管内 304羽 85羽 964羽 1,353羽

 

1月調査は,渡り鳥の渡来最盛期であり,宮城県で越冬するガン・カモ・ハクチョウ類がほとんど出そろった時期となります。

全県的には,ガン類・ハクチョウ類・カモ類の全てが飛来増加となっており,気仙沼管内ではガン類は多少の減少結果となりましたが,全体の飛来数は増加している結果となりました。

気仙沼管内では,国の天然記念物であり,国のレッドデータブック絶滅危惧Ⅱ類に指定されている「コクガン」の飛来を301羽確認することができました。野鳥観察に行かれる機会もあるかと思いますので,そのときは北国からはるばるやってきたコクガンたちをあたたかく見守ってください。

なお,野鳥の観察を行う際は,以下のマナーを守って観察を願います。

1.むやみに野鳥に近づき,驚かせて飛び立たせない。

2.漁業者,農業者をはじめとする地元で生活する方々への迷惑とならないように,車の駐車場所や望遠鏡や双眼鏡などで人家方向を見ない。

コクガン

(写真は観測されたコクガン,撮影:気仙沼地方振興事務所林業振興部)

 

県内全体の調査の概要は宮城県環境生活部自然保護課のホームページをご覧ください。

自然保護課

お問い合わせ先

気仙沼地方振興事務所 林業振興部森林管理班

気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6

電話番号:0226-24-8285

ファックス番号:0226-24-8994

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